ランヒルドは、一人取り残されたベッドでモヤモヤしていた。自分と同じく冒険者であり、相棒とも言えるエーミルという男は、昨夜抱き潰したランヒルドを置き去りにして、一人で森へと向かってしまったらしい。……こんな状況を、もう何度も経験している。
「
エーミルにとって私は何なのか」そんな疑問を抱えながら過ごしていたランヒルドであったが、冒険者ギルドでエーミルと美しい女性冒険者との再会の場面を目撃することになって――――同居している冒険者同士のじれじれしたお話です。途中、戦闘シーンがあるのでご注意ください。ふんわり設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 20:00:44
59631文字
会話率:37%
冒険者ギルドのランキングで一位になった僕に、前一位のケヴィンが嫌味を放ってきた。それは、異世界人がもたらしたハロウィンという文化の少し前の出来事で、以来僕とケヴィンは言葉を交わすようになった。そしてある日、『冒険者同士ではよくある事』なの
だろうが、体の関係を誘われる。※「AllNight HALLOWEEN 2020」参加作品です。<旧題:ハロウィンの錫⇒一章タイトル(十話目で完結)に変更しました>
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 23:09:19
64517文字
会話率:58%
かつて兵器としてつくられて二百年近くを生きる半人間と、彼の相棒である冒険者との、砂漠化した地域を背景に少しずつ動いていく日々。
シリーズもの的な習作。/ちょっと「水遊び企画」に参加いたします
最終更新:2016-08-27 21:53:50
65926文字
会話率:49%