アンドロイドを持つのが当たり前になった時代。
ある名家は八歳になったらアンドロイドを与えるというしきたりがあった。創造主であるライラからコヨリという名を与えられたアンドロイドの私は助手として彼女とともにその家に訪れた。しかし、理想のアンドロ
イドを頼めるにもかかわらず、その家の子供――史人は私がほしいと言った。
一悶着あった末、私は彼のものになり十年。すっかり青年に育った彼を見るたびに私の胸のコアや頭の回路はときおり熱を帯びてエラーを吐くようになった。
史人(ふみと)×コヨリ(SF/主従/俺様一途×天然健気/主×従者/人間×アンドロイド/年下攻/甘々/溺愛/じれじれ/ロボット/ハッピーエンド/受視点)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 18:15:09
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会話率:56%