ある日突然人類は魔物に対して敗北した。
切っ掛けは討魔機関アークの実験失敗に端を発する、並行世界の魔物達による侵略行為だった。
ジーニアスがたまたま発見した、魔物によって人類が滅ぼされた世界。
その世界に存在する極度に進化してしまった魔物達
を観測する事で新しい可能性を発見しようと試みた結果、人類にとっての最悪が発生したのだ。
並行世界の魔物は人類が観測をしていることを察知し、世界線を渡り、こちらの世界をも蹂躙しようと行動を開始。
人類の敗北が確定した瞬間だった。
まず最初の被害者は討魔機関アークだった。
突如研究室内に大量に発生した魔物達に為す術なく制圧され、職員全員が死亡。
たまたまアーク内に帰還していた討魔神姫達も運命を共にすることとなった。
異世界の魔物達は、討魔機関アークの本部を破壊しつくした後は、そのまま手近な街や村へと侵攻を開始。
次々と人間を虐殺していった。
魔物への対抗手段を失った人類はあっという間に滅亡寸前まで追い込まれてしまう。
いまや各地で細々と対抗組織を立ち上げて、散発的に抵抗活動をしているのみだ。
そんな絶望的な状況の中、かつて封魔神姫として活躍していた二人が各地で魔物達と戦っていた。
人類の救世主、人々の最期の希望となった彼女たちを人は口をそろえてこう呼んでいた。
『救世神姫シルフィリア』と。
※本作はわこー様がノクターンノベルズで投稿されている「討魔神姫シルフィリア〜絶対零度の最強変身ヒロイン、無限に広がる並行世界で無数の無様敗北を観測される〜」(n9751gm)の二次創作となります。
作成の許可をくださったわこー様へ感謝と共にこの作品を捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 00:37:51
7360文字
会話率:19%
穏やかな田園風景の広がる王国は近年、魔物たちの侵略行為に悩まされていた。そしてとうとう、王宮にも魔物がなだれ込んできて、抵抗も虚しく、あっという間に国王一家は魔物たちの囚われの身となってしまった。この小説はpixivにも掲載しています。
最終更新:2020-03-17 18:00:00
33035文字
会話率:53%
白の国の王、レジナルドは侵略行為を繰り返す黒の国を打ち破り、黒の国の女王、レジーナを妻に迎えると宣言した。しかし、実際のレジーナは噂に聞くような凶悪な存在では無く、なにも知らない無知な子供のような女性で彼女自身、何者かに操られているようだっ
た。レジナルドはレジーナに罪を償わせるために、彼女を教育することにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-09 00:00:00
32632文字
会話率:39%
愚かなる帝国の王子「ラージエス・ジエル」
滅ぼされた小国の囚われの姫「シャルロッテ・リリア」
姫を護る剣を奪われた女騎士「トゥーレ・ベルカーノ」
愚かなる帝国の王子に仕える希少種族の女「リリ」
これは愚かなる帝国の呪われた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-13 00:23:48
20418文字
会話率:47%