「魔導銃の使い手」の世界の正式続編です。舞台は国民が総黒髪となったイオシス王国から離れ、マールアーク大陸中央の最強国家、アイネイアース帝国に移ります。アイネイアースの一地方伯、トードギネス・トゥーリッツには四人の娘がおりました。その四人の
娘の名は、長女のアンナリーゼ、次女のシュリナーゼ、三女のミーニャトーゼ、四女のデリズノーゼと言います。この内、次女のシュリナーゼの心の弱さに頭を痛めていたトゥーリッツ伯トードギネスはシュリナーゼをアイネイアース帝国皇帝、イリム・トゥワード・ロードボードの親衛隊、最強不死の騎士団、ヴァージンナイツに組み入れようと算段を始めます。過酷な戦場に赴く戦乙女ともなれば、軽佻浮薄なシュリナーゼの性格も整容を持つと考えた為にです。上品であるものの、根性の腐ったシュリナーゼは、父に恐れを抱きながらも、反抗の意を所々で示します。そんなシュリナーゼですが、帝国皇帝、イリムに会った途端にイチコロ。身体と心を攻められ、恋に落ちてしまいます。しかし、イリムの胸中には彼女如きの入り込む隙など無く……。エロバトルラブコメです。
*「魔導銃」に比べて、エロが強めです。私如きの書くエロですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 09:37:25
155320文字
会話率:63%