リオンの狭い世界は暴力と気持ちの悪い大人達で溢れていた。リオンが眠れば昴の世界に行ける、それだけがリオンの救いだったのに、リオンはある日突然昴としての自分が消えてしまった事に気付く。
初めて現実と向き合い行った抵抗は無駄に終った。そして処女
であるうちに高値で売ろうと考えた両親に連れて行かれた場所で、リオンの運命は大きく動き出す。
それは希望の歯車か、絶望への道か。
白が黒へと染まる瞬間をご堪能ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 23:32:38
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会話率:18%