万聖節前夜 ノクターン・ムーンライト　作者検索

万聖節前夜祭〈ハロウィン〉が近付くと、王都では夜な夜な仮面舞踏会が催される。 貴族たちの夜会に華やぎを添えるために呼ばれる、仮面をつけて着飾った高級娼館の男娼たち。その一人である『孔雀』は、ある夜、広間の向こうから自分を見つめる謎めいた青年に気付き……。 ◆青年紳士×男娼折りたたむ>>続きをよむ

幻想世界某国。 あるところに美しい女王が治める小国がありました。 国を加護しているのは彼女を吸血鬼に変えた魔より賜れた力。 そんな女王の正体は魔に魂を売り渡した吸血鬼。 既に人ではなくなった彼女は、人の女王として君臨し戯れに興じていました。 退屈を埋めるためだけに集めた侍女はもちろん臣下や衛士にいたるまで美しい女性だけ。 毎夜狂宴は繰り返され、暴虐は日に日に激しく。 万聖節前夜。女王と彼女に仕える侍女の淫蕩で淫惨なお話。 女王が飽きて国が滅び去るまで続いた日常の欠片にすぎず。折りたたむ>>続きをよむ

ここは、天使が魔族を狩る世界。 常に魔族は天使の裁きに怯え、無慈悲に狩られるのを待つだけの存在。 ただし、例外が一日だけある。 獲物と狩人の立場が逆転する日。 それが、万聖節前日、またの名をハロウィン。 地獄の釜の蓋が開くこの日。 天使はすべての力を失う。 魔族垂涎の、美しい魂のままで。 だから、天使はみなハロウィンには天界に引きこもるのだが。 そんな大変な日に、うっかり昼寝していて天界に戻れなかった天使セフィ。 このままでは、悪魔に魂を刈り取られるのは時間の問題。 そんなセフィを拾ったのは、悪魔のルカだった。 ※はR18の内容です ※ハロウィン2022企画 アルファポリスにものせてます折りたたむ>>続きをよむ

メリッサは村はずれで暮らしている魔女だ。あるとき森で行き倒れていた青年ジャスタスを助け、家で世話をしているうちに居着かれてしまう。そんな彼女の元に、村人から淫紋符が欲しいという依頼が入る。在庫がないから用意をしておくと告げたメリッサは、魔術書を片手に初めて淫紋符を作ることにする。材料として欠かせない万聖節の前夜に採取した夜露をインクに混ぜて淫紋符を作ったメリッサは、効果を確かめるため自分の身体に貼ってみることにして――。 拾った放浪者の男に絆されることになる世間知らずの若い魔女の物語。折りたたむ>>続きをよむ