大正生まれの道子マリアはクリスチャンでギリシャ人の父と日本人の母を持つ。道子は両親の影響で敬虔なクリスチャンとなる。
そして両親と共に父の母国ギリシャ戻ると、同じギリシャ正教会の信者から当時のギリシャにて噂となっていたメテオラという人里離れ
た絶界の地の存在を知る。
そして道子はそのメテオラにある巨大な岩山の頂上にある修道院のシスターとなった。
しかしそこでは昼間の厳しい修行と裏腹に、夜になるとそこのシスターたちだけの秘密の遊戯なるものが施設内のある秘匿の部屋にて行われていることを知り、道子自身もその甘美な秘匿の世界に浸されていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 15:45:19
4557文字
会話率:34%
竜血姫《ドラキュリア》と呼ばれる少女たちが存在する。
人類に仇なす機械昆虫群、月甲機《ムーンセクト》に対抗するため開発された人型戦闘機、竜星機《メテオライト》を操ることができる唯一の存在である。
彼女たちは人工の子宮に生まれ、月甲機の
本拠地である月を監視する飛行艦隊───追跡学園艦隊《ナイトフリート》にて、竜血姫同士での共同生活を送る。
少女の姿とは言え人間ではない彼女たちは、人に混ざり生活することを許されてはいない。
時に休息があろうと、それは夜の範囲外にある歓楽休息艦《ベッドシップ》内に再現された、人類のそれとよく似た娯楽施設や居住区でしかない。
彼女たちに真の安息はなく、真の人類に等しい権利もなく、ただ戦場に立つ消耗品としての義務がある。
夜に閉じ込められ、月と対峙する、儚くも希望足りえる少女たち。
人々は彼女らを、おとぎ話の怪物と、その原典である偉大に戦った公爵になぞらえ、その名を授けたのだ。
竜血姫《ドラキュリア》。人の望みに生まれ、人の願いに戦い、人の明日に死す少女たち。日の光を浴びれぬ、哀れな月下の花々。
今日も夜の中、彼女たちは、月光のもとに命を散らす───
※そんな彼女たちの中唯一のふたなり陰キャ女が、戦う美少女学生パイロットを(本人的には渋々)食い荒らすお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 20:00:00
8078文字
会話率:49%
魔物討伐の為に訪れた森で、アルバは空から落下してきた黒髪の少年・遊星(ゆうせい)を受け止める。
異世界からの転生者だという彼との出会いが、強くなることだけを求めていたアルバに変化を与えていく。
カテゴリ選択の為、年齢制限をかけていますが今
のところは予定なし。
ファンタジー…腐ァンタジー?(笑)なので苦手な方はご注意をm(_ _)m
※重複投稿作品※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 19:18:44
68096文字
会話率:43%