名門貴族グランフォード家の長女として生まれたディアナ。
彼女は貴族の名に恥じぬように努力を重ねていた。
しかし、グランフォード家の伝統では、男性が当主となり、女性は駒として扱われてしまう。それはどれだけ努力しても覆りようのないことだった。
当主となる男性には、凄まじい力を得られる当主の刻印が、そして女性には当主に絶対に逆らえない隷属の刻印が刻まれる運命なのである。
なんの努力もしていないのに当主の座を獲得して傲慢になっていた弟のタイラーをディアナは嫌っていた。
そして、運命の刻印の儀式の日。タイラーは当主の刻印を、ディアナは隷属の刻印を刻まれるはずだったが、誤って二人の刻印は逆に刻まれてしまった。
ディアナが当主となり、逆にタイラーはディアナに逆らえなくなる隷属の刻印が刻まれてしまった。
ディアナは絶対的な当主の力を使って、父親と弟を支配していくのであった。
※各話タイトルにプレイ内容の記載をしております。
好みのプレイの回を試し読みしたり、苦手なプレイの回を飛ばしたりの参考にしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 17:05:51
100268文字
会話率:52%