「悪いが、セイシを分けてくれないか? 180ccほどでいい。なるべく新鮮なものを出してくれ」
唐突に、突きつけられたフラスコ。
は? なにを? なにを分けろと?
「いやいやいやいや、ムリッ! ムリですよ、アグネス!」
いくらなんで
もそれはムリ。「精子を出せ」→「はい、わかりました。ちょっと出しますから待っててください」ってヤツじゃないでしょ、精子ってもんは!
「研究所では、アグネスではなく、〝博士〟と呼べ、カトー」
フラスコ片手に胸を反らす博士、アグネス。
大きすぎる丸メガネに、大きすぎる胸のせいではち切れそうな白衣姿。十年前、浜に打ち上げられてた俺を助け、「サイトー」と名付けた人。……密かに、俺の好きな人。
「ホムンクルスを作りたいのだ。だから出せ」
いや、「出せ」って言われても。ってか俺、好きな女に、何を要求されてんだ?
聞けば、最強の武器になる「カワイイ」を研究するため、カワイイの塊である赤子が必要らしく。ここに赤子はいないから、代替でホムンクルスを作ろうと思い立ったのだとか、なんとか。
このトンチキ思考博士め。
ため息と同時に、底意地悪いイタズラを思いつく。
「博士。俺の精子を差し上げることは構いませんが、その代わり、もう少し別の方法を試してみませんか?」
「別の方法?」
「フラスコじゃなく、博士のお腹で醸成させるんです」
ようはただのセックスだけど。
「わかった。ぜひ、やってみよう。ジトー」
……俺の名前、サイトーじゃなかったっけ?
こじらせ片思い助手✕一般常識欠落トンチキ女博士の、順番手順間違い恋愛物語。
※ この作品は、PIXIVさまと、アルファポリスさまにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 18:00:00
60377文字
会話率:36%
限界社畜の伊掬(いつか)は、残業帰りに地球が滅んだことを知る。
転生先に乙女ゲームの世界を希望したけれど満員で、泣く泣く飛ばされた先は、自称天才錬金術師のロキが錬成したホムンクルスのフラスコだった。
発明品のひとつ、モノとして溺愛される伊掬
だったが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 19:14:17
4130文字
会話率:28%
貞操逆転世界だと気づいていたのに、俺は油断して幼馴染に催眠術をかけられてしまった。
俺は色んな女の子と仲良くなりたかっただけなのに・・・
俺は幼馴染のそういう行動を気にしてはいけない。二人はただの幼馴染なんだから。
最終更新:2021-05-12 21:05:19
3478文字
会話率:36%
美少女がたくし上げてくれる。
そんなことは現実では起こるのは、セクシーなDVDか、イケメンが裏垢美少女にお願いしたとき、もしくは彼女に誕生日プレゼント代わりにお願いしたときぐらいだろう。
だが、ここは貞操逆転世界だった。
まるで春
にコートを着た不審者が現れるように。
美少女痴女が、男性の前でたくし上げる世界であった。
本番無くて申し訳ありません。
美少女のパンツを触ったり中身を触るだけの話です。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 22:15:14
2200文字
会話率:57%
マコト君は、妹アンズに頼まれた。
キスシーンの撮影と監督との枕営業の代役になる。
これは、兄が妹を守るため王道の話かと思いきや、
女体化して監督にメスだと自覚させられる話である。
TS女体化注意
胸糞展開もあります。
よろしくお願い
いたします。
このお話はフィクションです。実在の場所、職業、監督は架空の人です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 17:57:09
2347文字
会話率:25%
ほぼタイトルで説明していますが、恥ずかしい格好で放課後の学校を歩いたらエロハプニングが起きて新たな性癖に目覚めちゃった女子達のお話です。続きものですが一話で一人ずつ、四人の女子のお話。
この小説は、以前幻創文庫さんで掲載していたものです。サ
イト閉鎖にともないこちらに再掲載させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 20:00:00
19240文字
会話率:50%
「も、もう少しだ……」
三角フラスコの中に毒々しい紫色の液体が沸騰していた。
「で、できた……!」
彼は、早速飲んでみる事にした。
最終更新:2020-09-19 12:56:48
10173文字
会話率:15%