三隅絢(みすみあや)は引っ越してすぐ辻音々華(つじねねか)という女性と親しくなり、彼女に連れられてアウトドア系の趣味をあれこれと楽しんでいた。
ある日、ふたりで釣れない波止釣りに励んでいたところ、防波堤上に辻サキュバスがあらわれ……
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防波堤をうろつくときはライフジャケットをつけましょうね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 14:00:00
21157文字
会話率:54%
高橋(たかはし)みつみが自宅でこたつとはんてんにくるまりながら仕事をしているところに妻の景山夏紀(かげやまなつき)が帰宅し、自分は寒い思いをしてきたのだと訴える。
はいはいと流すみつみに対し、夏紀は冷えきった手をおしつけ……
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冬
は女女が密着する季節であり、密着が冬の季語なのはそういう理由です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 14:00:00
10307文字
会話率:55%
仕事の鬱憤が溜まった愛美が絡んだ相手は、まだ大学生の紫音だった。
いつの間にかラブホテルへ着いてしまった二人は、身体を重ねて一夜を共にする――――。
楽しんで頂ければ嬉しいです。
よろしくお願い致します。
最終更新:2023-03-24 21:49:26
5473文字
会話率:45%
江戸時代。紀うは目が見えない。都近くの町に住み、三味線を教えている。あたりの治安は良く、見えない女の一人住まいでもなんとかうまくやれている。ある夏の晩、楽器の手入れをしているところにやってきて居すわる男。帰れと言っても帰らない。それどころか
ズカズカ近づいてきて、女を言いくるめて抱こうとする。
男は居つかない旅人なので、女は男に惚れたくない。ただし、(事情は本編参照・云々かんぬんで)男はもとより女に惚れている。女は男の名前を呼ばないし、なかなか地ことばを話そうとしないが、その無駄な抵抗が男には可愛らしく見える。
三味線のお師さん 紀う の家に、夏の晩ふらりとやってきた図々しい男。
真夏の一夜の逢瀬と火薬の匂い。
軽そうで深い愛の話。
※ハル様主催の真夏の蜜夜2022企画に参加しています。
大遅刻です。申し訳ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 23:54:34
10311文字
会話率:58%