都会的なエリートリーマン万木大樹はゲイバーで可愛いドラァグクイーン御苑楡と出会う。ふたりはたちまち惹かれ合い、出会ったその日にセックス。身体の相性もバツグンだったがふたりの心はなかなかひとつにはなれない。そうこうしてるうち楡が病いに倒れる。
療養のため大樹は大嫌いな故郷へ楡を伴い帰る決意をする。その地で始まるふたりのスローライフ。大樹の傷ついた魂は逆に楡に癒されていくのだが⋯⋯⋯⋯
大樹の想いは病気の楡と過疎に苦しむ故郷を救えるのか。自然と魂と愛の再生の物語。
きみのためなら俺は村長になる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 20:22:59
3224文字
会話率:28%
【心に傷を持った看護師長裕子と、愛と嫁が欲しい貧乏神の、ちょっとエッチな優しいラブストーリーです】
認知症専門の病院で、看護師長をしている小林裕子(32)。
彼女が担当する病棟には、セクハラ発言やスカートめくりをして女性スタッフから嫌
われている八神という仙人のような患者がいた。
男性スタッフの言うことは聞かないので、仕方なく、師長である裕子が特別に担当をしていた。
そんなある日、身元引き受け人の高坂がやって来て、八神を連れて帰ると言う。
急な申し出で、裕子は退院後のことが心配だったが、高坂は金持ちで、人を雇って面倒を見ると言うので担当医に相談することにした。
担当医から許可が出て、急遽八神は退院していった。
面倒な仕事が減ってほっとする一方、帰った後の八神のことが気がかりな裕子。
そんな裕子が仕事を終えて、一人暮らしのアパートに帰ると、玄関の前にうずくまる八神がいた。
*アルファポリスと同時掲載しています。
<お願い>
*本職の看護師さんから見たら、医学的におかしなセリフや、看護学的におかしな患者さんとの関わり方が作品の中で出てくると思うのですが、そこはフィクションとして受け止めていただきたく、おおらかな、生暖かい目で見ていただけると幸いです。
*認知症の患者さんには、様々な症状があると考えられ、作品中のような症状が出るとは限らないので、疾患とこのお話の内容は関連づけて考えないようにお願いしたいと思います。あくまでも、作者の想像でフィクションで書いていますこと、ご了承いただきたく思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 09:04:59
128829文字
会話率:50%