異世界某国・国境の町の闇医者トンプソン。
元々隣国の軍医だった彼は上官の虐待から逃れ現在はダオ町裏ギルドの大幹部ゴメスの元で貧民窟に診療所を持ち貧民達の治療にあたる日々。
そんな中、1つの知らせと一人の患者の存在が、トンプソンの過去の記憶を
こじ開ける事となり………。
本作品は拙作
『幸福の花束と光の夢 ─孤独な剣士は裏ギルドマスターに翻弄される─』
から派生したストーリーとなります。
また、拙作『醜いアヒルの子は白鳥になれない』『何度生まれ変わってもあなたを愛す』とも一部繋がります。
そちらを読まれるとより背景理解が進むかと思われます。
相変わらずの見切り発車です!
書き終わるまでどんなストーリーになるのか作者自身が分かりません!(笑)
闇医者トンプソン(35)
本来は軍医であり下位貴族。3年前に隣国の駐屯地からダオ町に逃げてきた。
生来真面目で穏やかな男性。お酒は大好き。ただし強くはない。
白みがかった金髪に青目。性格通りの穏やかそうな外見。
ゴメス(47)
ダオ町冒険者ギルド(通称裏ギルド)の大幹部。数少ない古参幹部。
黒髪に緑の目。ダオ町の貧民窟を束ねる存在。
裏ギルドでの通り名は『貧民窟の王』『解体屋』。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 19:07:42
67607文字
会話率:30%
メイドをしているアイラは、彼女が仕えるシャーロットの輿入れの際に一緒にトンプソン家に入った。
シャーロットの幸せな結婚生活をサポートしながら、新しい環境で働き出した中、彼女の住む使用人室に毎夜美しい男性がやってきて、アイラに愛を囁いてくる。
どう考えてもトンプソン家の人間だし、貴族にからかわれているんだと拒絶するものの、彼は切実に通ってくるため、だんだんアイラもほだされてくるが……。
どうして彼はシャーロットの義弟、ノアと同じ名前をしているのだろう?
*Hシーンは予告なく入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 07:00:00
101224文字
会話率:45%