神に料理を捧げることで、足りない神力を補ってもらう。それが「神様の料理番」という職業だ。
代々その職に就いている遠野一族の誠は、関東を統括する神から異世界への出向を頼まれる。食文化だけはほぼ忠実に再現した中世ヨーロッパ時代調の、剣と魔法のテ
ンプレ世界だと言うが、その世界の創造神であるルシリューリクへの心象は最悪に近い。
いざ降り立ってみると"約束"が違う。どこが大神殿だ、森の中じゃねぇか!と毒を吐く誠の姿は狐に戻っていて…?
更に出会った狼獣人のアレクセイは、最初から距離が近い。しかし、自身の出生や一族の秘密のことがあるので、恋なんてどうでもいい誠。
突き放したいのに、アレクセイの腕からは逃れられない。もしかして、これが番いというものなのか?
これは、パティシエである遠野誠がアレクセイを尻に敷きつつ、何やかんやスイーツを作って一攫千金を狙うのではなく、互いの心を狙うハートフルでソウルフルな旅日誌に近い物語である(意訳)。
アルファポリスさんでも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 20:03:40
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最終更新:2021-01-05 12:04:20
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自身を精神的死体状態から救ってくれた恋人の死から約十年、呼び名をカヲルと変え、細々とキーボード弾き語りの音楽活動をしていた彼女をセミプロだが天才ドラマーのタオが拾う。タオの音に惚れ込んだベーシストのムラサメとともに、やがてロックバンドSD
Pを結成。バンドメンバーを初め、大勢の人々に助けられながら、カヲルの表情に徐々に真の笑みが戻ってくる。時間の推移ととも変化するカヲルの詩内容にも注目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-27 16:00:00
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会話率:34%