ある日、何時ものように取引先の街へと向かう途中、峠道のトンネルに入った瞬間、『それ』は起こった。
その『それ』というのは、現代が崩壊してしまうほどの『現象』である。
その現象により、太陽は隠れ、川は色濃く変色し、人はまるでファンタジーに出て
くるようなゴブリンに変化し、それにより現代社会は完全にストップした。
そんな中、度重なる『偶然』により回避した一人のサラリーマン、黒沢賢(くろさわけん)。
そして他に助かった人達による、生き残りの物語が、今始まる…
~上野市編に入りました。子供達が多かった春日町と違い上野市では、大人の生き残りが醜く生きていく様を書いて行く内容です~ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-27 10:37:17
221551文字
会話率:30%