グレハロクワトラス・シエカフスキー帝国の皇太子妃になって数年。
結婚した当初は散々な目に遭ったジークフリートだったが、夫であるセルゲイとの仲は良好。かわいい子どもたちに囲まれて、幸せな日々を過ごしていた。
ただ一つ不満があるのは、あやしい
薬の効果により、何人もの子を産んだジークフリートを、人々が『愛と出産の女神』と崇め奉っていること。
女神とはなんだ。私は男だぞ。
そう憤るジークフリートだったが、その二つ名が原因で、彼は正体不明の集団に攫われてしまい……。
『3.5秒のアムール』から数年後のお話です。
全作とは打って変わって、最初から溺愛モード全開で突っ走る予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 00:00:00
13621文字
会話率:37%
【書籍化決定致しました】
虎獣人のガチムチ皇太子(28)×人族で元軍人の細マッチョ王子さま(25)
国のため、男でありながら虎人族のセルゲイ皇太子に嫁ぐこととなったジークフリート王子。
良好な夫婦関係を築こうと思っていたはずが、皇太子妃
の職務に携わらせてもらえないばかりか、実は蔑ろにされ続けていたことが発覚。
挙句の果てに軟禁状態にされてしまう。
セルゲイをどんどん嫌いになっていくジークフリートは、ついに離婚を決意して――。
清白 妙・砂月美乃 共催企画「嫌いアンソロ」参加作品。
【基本設定】主人公が嫌いになる、もしくは嫌われる話
【共通テーマ】私(僕)が頑張って隠してることを教えてあげようか
【必須ワード】証
というお題に沿った内容の小説となっております。
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このたび幻冬舎コミックスさまより書籍化が決定致しました。
商業タイトルは『獣人殿下にお嫁入り 愛され王子の憂鬱な新婚生活』。
発売日は2021/7/30頃、イラストは笠井あゆみ先生。
紙と電子、両方出ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 01:14:33
234669文字
会話率:44%