【書籍化】2021年10月18日ティアラ文庫様から発売予定です!
「君はずいぶん変わってしまったね……」
伯爵令嬢レイチェルは、幼い頃から第一王子アルヴィンと婚約している。けれど、次第に二人を取り巻く状況が変わり、次期国王としてのアルヴ
ィンにとって、レイチェルの存在は負担でしかなくなってしまった。アルヴィンの今後を慮ったレイチェルは、婚約破棄のためにわざと嫌われようとする。
だんだんとすれ違うようになり、第一王子が別の女性を選ぶのではないかと噂されていた頃、レイチェルはアルヴィンからの呼び出しを受ける。ついに婚約破棄――と思いきや「君は一年後に破滅する悪役令嬢なんだ。だから今すぐツンデレをやめなさい」と言い出した。
もうどんなに悪役ぶっても、アルヴィンにすべて見透かされてしまって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 07:18:49
127477文字
会話率:37%