※前作「勇者の正体が実は男装の令嬢であることを、盗賊の俺だけが知っている。」の続編になります。
勇者パーティの仲間のうちのひとり、女騎士イグニスは「紅蓮の剣姫」の二つ名を持つほどの、高名な女騎士だ。
貴族階級の出身であるイグニスは、どこの
馬の骨とも分からぬ盗賊の俺の事を、あまり良くは思っていないらしい。
だが、とあるダンジョンの探索中に、イグニスはトラップに引っ掛かり「淫乱のガス」を大量に吸い込んでしまった。
普段俺を見下している貴族令嬢の騎士様が、発情して足元で喘いでいるともなれば、ゲスな男がやることと言ったら……もう、ひとつしかないよなあ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 00:00:00
12396文字
会話率:37%