訳あって流浪の旅をするイリアは、人気のない夜の林の中を走っていた。彼女を追うのは見知らぬ男。そして、どこからともなく出没する黒い獣。どうして自分ばかりがこんな目に遭うのか――。見えない未来に押し潰されそうなイリアの前に現れたのは、一人の退治
屋だった。
※第五章のみヒロイン以外との絡みがあります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-10 21:00:00
472359文字
会話率:30%
夜に降り出した雨も上がり、傘が要らなくなった明け方。同じ曜日、同じ時間。私は今日も下着も身に着けず、ミルクと砂糖たっぷりのコーヒーを買いに、コンビニを訪れる。店員さんの素通りする視線に、体を熱くして。
※「俺、余計なお節介して」の女性視点
です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-16 17:33:27
20840文字
会話率:33%
覇王レインズ。彼は長きに渡る戦の世を終わらせた、偉大にして残酷な王だった。けれど彼には、人には見せない裏の顔と秘密があって……。
最終更新:2013-06-14 18:15:26
8911文字
会話率:45%