これは罰なのか ノクターン・ムーンライト　作者検索

貴族の男と愛人、ずっと続くと思っていた生活。 だが、正妻のドレスをこっそりと着て、茶会に出た事が発端で男は追い詰められた。 追い詰められた男は妻に助けを求めるが。

―――なぁ、クラリーチェ。これは罰なのかな？ 遠い異世界での前世の記憶を持つ獅堂優依。夢の中で紡がれる遠い記憶は、自身が女性として一人の英雄を愛し、彼のために命を捧げたことをも知らしめる。 その英雄の魂を持った男に、優依は転校初日に出くわす。 かつての自身、クラリーチェ・ファルクが再会を希求した男が目の前にいる。 だが優依は、この男にだけは会いたくなかった―――折りたたむ>>続きをよむ

恵まれた、閉鎖的な国。 自殺に失敗した一人の女。 課せられた義務。 これは罰なのか、それとも救いなのか。