見習い魔法使いである少年のティルは師匠のドロシーと二人で森の奥にある屋敷で暮らしていた。
ある日、ティルは森の中で大怪我を負った青年の冒険者(レオン)を発見し、急いで屋敷へと連れ帰った。師匠であるドロシーのおかげもありレオンは一命をとりとめ
た。それは喜ばしいことなのだが、レオンの体調が回復するにつれて彼とドロシーとの距離が縮まっていき、ティルはモヤモヤした気持ちを抱えていた。
そして明日、回復したレオンを町まで送っていくことになった。
快気祝いということで普段より豪華な晩御飯をドロシーに要求されるティル。準備に時間がかかると思われたのだが、ラッキーなことにかなり早く準備が整った。
時間の余ったティルが二人の様子を見に行くと、信じられないことに、ベッドの上でレオンのペニスに手を添えるドロシーの姿が目に飛び込んできて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 20:54:53
33034文字
会話率:37%
都心から少し離れた駅を降りる。
ここは、『岡』(ヒルズ)と呼ばれるお洒落な街。
向かうは現代風の鉄筋のお城。
ここはすべての女性の夢叶う場所。
そのお城では、夜毎(よごと)の舞踏会が開かれる。
ここ、ホストクラブ『琥珀の月』に勤
める櫂は、フランス帰りの有能なパティシエ。
姉妹店『琥珀カフェ』の新規オープンに伴い、店は人事異動などもありバタバタしていた。
来月頭に行われる、ナンバーワンホスト、紅児(こうじ)のバースデーパーティーが開かれる事もあり、櫂はバースデーケーキの開発に余念が無い。
実は、櫂には密かに想いを寄せる男性が居た。
その想いを秘めつつ、琥珀の月は新しいキッチンを迎える事になる。
決して敵を作るタイプでは無い櫂なのだが、天敵と呼べるその新人の出現に理知的な彼も心を乱され……
琥珀の月シリーズ、第三弾、はじまるよ♪w折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-04 14:35:01
150992文字
会話率:44%
「酒飲みは、酒飲みに恋をする。」
あなたの笑顔に恋に落ちた。
この想い届かないとわかってる…。
でも、一度だけの関係なら…。
美華の切ない思いが、仕掛けた罠…。
課長は落ちてくれるのか?
結局、罠を仕掛けたのはどっち??
最終更新:2012-04-15 03:24:00
12834文字
会話率:13%