戦争の英雄、ロードリック・ミュラーに望まれて彼と結婚したフラン王国の十七番目の姫、オリヴィアは、ロードリックから「子どもを産んでくれたら離婚してくれてもかまわない」という言葉に傷ついていた。
ロードリックは体格もよく、小柄な自分と正反対
で、毎夜、子作りに励んでくる。ふたりの契約結婚の蜜月は、肉体的な交わりだけでいえば順調だった。
そんな折、ロードリックがオリヴィアをピクニックに誘ってくる。まるで大型犬のようにオリヴィアの一挙一動に喜んだり悲しんだりする彼を見て、オリヴィアは自分が彼を憎からず想っていることに気付く。
しかし、転機は突然やってきて――?
※エロが7割くらいです。苦手な方はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 20:01:18
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会話率:50%