千年前、王国の護りの要として、塔の頂に封じられた、無限魔力の持ち主・ハル。十年前、幼い冒険心のみを頼りに塔を登りきり、美しいハルを見つけた王国の第八王子・シュタル。以来ふたりは人知れず交友を重ねてきたが、毎年大晦日から新年7日にかけてだけは
会うことができない。ところが今年、1月1日の夜遅く、ハルの前にシュタルが現れる。貴方を解放するため国を倒した、的なことを告げられ、そんなこと、一度も望んだことがないハルは困惑するしかない。それにそもそも、この部屋を出るには『鍵』がいるのだ。同性との性交という、絶対の禁忌を侵すことでしか手に入れられない、呪いにも似た『鍵』が。
※噛み合わないふたりがすったもんだの末に『姫初め』にこぎつけるお話です。
※愛する人を救い出すため、革命に加わった王子様×人柱として塔に千年、とらわれ続けるお姫様(←BLです)
※今16歳(凛々しく育った)×千年前16歳(容姿変わらず)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 23:45:12
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会話率:34%