見た目は美形α✕美形Ω。内面は不器用で真面目✕案外図太くてでも一途な夫夫。
戦勝国の公爵家嫡男であり騎士団長のテシウスに、敗戦国から人質として嫁いできたのは美貌で知られたΩの侯爵令息、フェリエスだった。無関心で冷酷なαらしいαと称される夫と
、テシウスと周囲に見せる顔が全く違う美しく一見嫋やかな妻。しかし、ある事件が発生してフェリエスは予期せずヒートを迎えてしまうが、たった一人でヒートを過ごすことになった。「お前と番になるつもりは無い」そう言い放つテシウスに、同意するフェリエスの真意は?お互いが何かを隠し、交わらないように距離を置こうとしているはずなのに、どうしても本能でお互いを呼び合ってしまう。そして、少しずつテシウスの心にも変化が表れて来るが‥‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 20:46:23
173063文字
会話率:46%
大手外食チェーン「おおとり」の社長子息である鳳条奏真は、「αなのにαらしくない自分」に悩んでいた。華奢で中性的な容姿、繊細な性格、しかも「抱かれたい側」。どれをとってもαらしくない。
『αらしく見えるように振る舞わなければ』
そんなプレ
ッシャーと闘う奏真の前に、ある男が現れる。
男の名は影谷。大手外資系ファンドのマネージャーで、いかにも「αらしいα」である彼は、「おおとり」に買収を仕掛けると通告する。
「猶予をやってもいい。君が接待してくれるなら」
買収を保留にする条件に、影谷は奏真の体を求めてくる。激しくも甘く自分を抱く影谷に、いけないと思いつつ奏真は惹かれていくが――?
※ ビッチング要素があります。
※ モブ×受の描写や、無理やりの描写がありますのでご注意ください!
※ 第33回リンクス新人大賞で努力賞をいただいた作品を改題&若干修正しながら投稿しています。編集部の方の許可を得て掲載しております。
※ 他サイトにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 18:58:57
51398文字
会話率:40%
※本編完結済み
2022/8/18番外編upを始めました。
Ωとして生まれて地獄を味わってきた水澄は、縋っていた最後の希望を断ち切られることで地獄が二重底であったことを知る。
絶望する水澄を保護したのは、へらへらと軽薄な笑みを浮かべる冴え
ないおっさんαであった。
しあわせとはなにか。
絶望を知り、地獄の底に落ちて尚、大丈夫と笑えるようになる日までの物語。
自サイトでも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 12:42:59
114307文字
会話率:26%
岩瀬智樹と西岡朝陽は親友で恋人同士だ。付き合っても関係は変わらないまま10年過ぎたころ智樹は朝陽に別れを切り出される。智樹はそれを軽いノリで付き合ったのだからとあっさり了承するがそう考えていたのは智樹だけで・・・。
12年も片思いしているΩ
とそれに気づかないαが結婚を決めるまでの話です。
オメガバース設定お借りしていますが、あまりというかほとんどその要素はないです。
攻めが見る方によっては少しクズかもしれません。
所謂αらしいαではないのでα至上主義の方はブラウザバック推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-13 11:23:07
7475文字
会話率:55%