日本で十一名しか確認されていない非科学遣いの一人である森本杜(もりもともり)は、体育祭実行委員長に頼まれて委員会宛てに届いた脅迫状の犯人探しをする事になった。
非科学遣いとは種も仕掛けも無く、何の法則も見出せない個人に特有の能力を持つ者の事
で、最初に認められた時に「そんな非科学的な!」と叫ばれた為にその名称が付いた。
杜のその能力は製薬で、その辺にあるものから様々な薬品を作り出す事が出来る。例えばコーラと菓子クズと絵の具から透明人間になる薬を作ったり、枯葉と消しゴムのカスとシャーペンの芯から頭痛薬を作ったり出来る。
中学生時代からつるんでいるもう一人の非科学遣い・長谷川壮一郎(はせがわそういちろう)は爆破の能力があり、どんなものでも爆弾に変えて「バン」という一言で爆破させる事が出来る。それはごく小さな指先サイズから、高層ビルを一撃破壊出来る規模まで自由自在にコントロールされる。
二人で調べ始めた矢先、杜が何者かに襲われて預かっていた脅迫状を奪われた。彼は殴られた事よりも、雨の中に置き去りにされた事よりも、制服を奪われた事よりも何よりも、意識の無い身体を他人に触られた事が許しがたく本気で犯人を捜す決意を固めた。
中等部に所属する二人の非科学遣い・緋王海里(ひおうかいり・腐敗の非科学術)と桜木十(さくらぎみつる・物質に喋らせる非科学術)の協力も得て犯人探しを始めた。
そして体育祭当日、結末を迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-13 19:00:00
93468文字
会話率:56%
無双の力と自在の魔法、その両方を操る女戦士がおりました。ある時彼女は1つの依頼を請け負います。「山に巣くう魔物の群れを殲滅してほしい。奪われた財宝は持っていってもかまわない」と。彼女は襲い来る魔物たちを打ち払い、ついに財宝の眠る洞窟にたどり
着きます。そして...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-19 12:32:43
9152文字
会話率:11%
主人公はどうしようもないクズ野郎ですが、周りの人間はそれと同等かそれ以上?
全ての尿意を自在に操るというしょうもない超能力を手に入れた主人公は、様々な手を使って自分や仲間を侮辱した人間に復讐していく…?
初めて書く作品なので多分文章はクソ
です。ギャグだと思って見ていただけるといいと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-09 01:50:53
3201文字
会話率:66%
一族に伝わる他者の心身を自在に操る秘術を受け継いだ少年、仙堂海。彼はその力を使い、幼い頃から共に過ごしてきた姉妹を淫らに染め上げていく……。
羞恥プレイや着衣状態でのマニアックな責めがメインであり、本番行為は少なめになる予定です。
最終更新:2012-11-23 23:43:30
68259文字
会話率:48%
デメテル地方には魔女の住む森がある。森は広大で狩猟や採取も行われるが、魔女の姿を見たという人々が多かった。しかしその情報はまちまちで、ある人は2メートルもある巨人のようである、ある人は横に太い顔の醜い女である、ある人は小人のように小さな女
の子である・・・など。しかし一貫して皆言うことは『黒』である。
その魔女の森には長い時を生きている女、セージが暮らしている。セージは姿を自在に変えることが出来るので、人間の前には自身の真の姿を極力現さなかった。現さなかったが、魔女といえども生きる糧は必要である。そこで数百年前から地方領主と契約を交わし、魔女の森にしか生えない薬草を商品として商いを行っていた。
これはそんな魔女と領主の恋の話である。
※小説上部より転換折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-09 13:51:42
4836文字
会話率:63%