人生の後半に足を踏み入れた49歳の和彦は、久々に開催された高校のクラス会に参加した。高校時代の悪友たちも、ある程度の社会的地位を獲得しが、残りの人生を考える年になっている。そして和彦と仲が良く恋心を抱いていた女たちから、逆に好きだったことを
告白される。なかでも淳子は和彦を思い続け、死ぬ前に思いを遂げようとクラス会に参加したのだ。そして高校時代からの親友の援助で夢は実現するが、それがキッカケとなり、和彦は女たちの多様な人生と愛欲の渦中に陥ってしまう。そこには高校時代の挙動が関係していたことを和彦は知り、晩年に突入する生活の中で、愛欲、人生、生と死を短期間で考え直すこととなる。そして再スタート。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-20 13:09:03
112640文字
会話率:40%
自分の存在理由を失ってなお、まだ生きていられるのなら、これから、どうやって生きればいいのだろう。
生きることを許し、傍にいてくれる人は、俺にはいるのだろうか。
『既遂』
主人公ディストは、故郷で起きた惨劇により、吸血鬼の血を人間の
身体に半分注がれ、半人半鬼という中途半端な存在として、この世に生きることを許される。
しかし、吸血鬼の血が強まりすぎてしまい、自我が暴走した結果、アルヴァージュ家という魔術の名家の一族を滅ぼしてしまう。
自分の犯した罪に気づいたときにはもう遅く、絶望している中で、たった一人、生き残った少年を発見する。
この少年が死ぬまで尽くすことを誓ったディストは、裏路地でひっそりと生計を立てる医者ヴァレスの元を訪れ、彼が惨劇で受けた心的外傷の封印を願い出る。
だがしかし、この医者の考えは歪んでおり――。
永遠の命を持つ吸血鬼の従者と、残り短い限られた命を生きる医者、人類の天敵である吸血鬼を打ち滅ぼす大魔術を学ぶ主たちの生死、そして、愛の物語。
なんてこと書いてますが、実際はこんな大げさでもないような(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-09 08:03:32
15509文字
会話率:53%
就職活動しつつも怠惰な毎日を生きる大学三年生・相川は、ある日市塚という女に出会う。彼女はある場所で大量殺人を犯し、警察に追われている大量殺人鬼だった。「殺さなきゃ、殺されるの。向こうに殺す気なんてなくても私は死ぬの。だから殺したの、殺さなき
ゃいけなかったから」彼女の狂気を孕んだ排他的な考え方は、怠惰な毎日を生きる相川に見知らぬ好奇心と欲望を与えた。相川は彼女を自宅に匿う。狂気に満ちた市塚と過ごし、彼女の狂気に触れる程相川は彼女の甘美なそれに崇拝するようになる。「殺したの。ここのために皆皆殺したの」そう言って、膨らんだ腹を撫ぜる市塚は妊婦であった。やがて二人の奇妙で狂気に満ちた共同生活は、絶望的な最後を迎える事になる。そして、相川は彼女に彼なりの狂気で繋がろうとしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-12 22:20:47
1869文字
会話率:57%
「糞みてぇな人生だった。」元生徒会長だった男は、死ぬ寸前にそう呟いた。そして彼は平凡な家庭に、平凡な次男坊として転生する。なにもかも前世の自分とは違うものの、自分が欲してやまなかったものをやっと手に入れることができた彼は、意図せず王道学園に
通うことになる。前世の自分とまったく同じ状態になっている生徒会長を、生徒会を救うため、そしてトラウマ克服のために彼は平凡ライフを泣く泣く投げだし、立ち上がった。生徒会長×男前平凡(元俺様生徒会長)の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-17 00:47:18
11065文字
会話率:16%
ここできっと私は死ぬんだ。そう、思ったのに…。なんで、私を助けるんだろう?私は獣人なのに。怖いところに連れて行こうとしているの?それとも他の獣人みたいに『どれい』にされるのかな…?そう思いつつも初めて差し出される手に少女はすがった。そんな少
女とある男の、年の差+異種族ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-06 18:05:42
11129文字
会話率:15%
ラヴィニアの肌を覆うのはつぼみを持つ蔓薔薇。刺青ではなく植物でもない生きた蔓は、いつかラヴィニアの命を糧に花を咲かせるのだという。それを回避するべく主人兼師匠が出した提案は「衰弱して死ぬか、ここで私に抱かれるか。どちらかしか選べません」――
そしてラヴィニアが望んだのは。※若干アブノーマル含みますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-04 13:25:47
10566文字
会話率:37%
玖野玲子さんは、とっても綺麗な僕の恋人。
うん、そのもげろコールは予測してた。だが聞いて欲しい。
おかっぱみたいなショートボブに切れ長の目、そして左目の下の泣きボクロ。クールな雰囲気は簡単には近づけない神聖さを滲ませる。冷たさをたたえ
た微笑は気高いバラのよう。
もう何から何まで僕の好み。「死ね」と言われたら千回でも死ぬ。「今すぐ来い」と言われたら、例え宇宙に居ようが牢獄に居ようが発言が終わる前に行く。(ええ、惚気ですよ。何が悪いんですか?)
そんな彼女が何ゆえ僕なんぞの恋人をやっていただいているのか。
それは彼女の性癖にある。
今服を脱ごうとしたキミ。死ね。
さて説明を続けよう。
玲子さんの性癖・・・それは「アブノーマルでしか興奮できない」ことである。
もげろコールが一気に大きくなったね。はは、しかし聞こえないフリだ。事実聞こえないしね。
僕自身、結構な変態だと自負している。彼女はそこを見抜いたのかもしれない。夏のある日突然呼び出され「キミ、私とSEXしない?」だって。
ストレートにも程があるよね。まぁそこがいいんだけどね。
呆然としてる僕に、玲子さんは更に説明を続けたんだ。
「私はアブノーマルなプレイに付きあってくれる男が欲しい。あなたは私が好きで、常日頃からヤリたいと考えてる。お互いの利害が一致した良い取引だと思うのだけど。」
その後色々あって、その場(放課後の教室)で童貞卒業。アンド喪男卒業。
じゃ、まぁその辺を詳しく説明しようか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-18 22:07:01
57835文字
会話率:21%
「くふふぅ、お兄ちゃんのマクラすごいイイ匂いだよぉ~くふふぅ~」病弱で死ぬ寸前だった義妹の葉月(はずき)を助けたのは“トリケラトプス”だった!命の対価はただ一つ、彼女が『魔法少女シストリガー』に変身して悪の魔法少女軍団『悪プギルス』から平和
を守ること!放て悪を滅ぼす必殺魔法『怨核挿殺(イモートコントロール)』!しかし彼女は……瀕死の後遺症で重度の妄想癖の変態になってしまっていて――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-20 08:48:36
19178文字
会話率:33%
レイプされた妹がビルの屋上で立っている。
悲しみに包まれた奈々は死ぬことを望み、ビルの谷間に落ちていく。
兄はただ妹を助ける為に腕を伸ばす。
一緒に生きて欲しいと望んで、奇跡を渇望する。
その先にあるものは・・・・
最終更新:2011-01-22 23:16:59
5896文字
会話率:34%
僕を裏切って若い男を愛したあなた。
今、病室で眠る男。
その時、僕の選んだ選択は・・・・
最終更新:2009-12-10 10:22:53
897文字
会話率:7%
何処にでもいるOL、加奈子は平凡な毎日を過ごす。
そしてそんな毎日は死ぬまでに続く筈だった。
けれど一人の美少女と出逢ったことで、加奈子の知らぬ間に変化が訪れる。
ミステリーサスペンス風なGL
最終更新:2010-05-22 09:58:06
249文字
会話率:0%
女の子に間違われるほどの美少年、拓実。いつもよりちょっとだけ家を出るのが遅れた彼は、死ぬほど後悔することに……。ノクターンで連載した「すばらしい結婚」のサイドストーリーですが、本編を読まなくてもお楽しみいただける内容です。
最終更新:2008-03-26 19:37:45
2629文字
会話率:13%
一人エッチ大好き、気持ちいい事が大好きなひきこもり少女の究極の気持ち良さを求めネットサーフィンの旅をつづけ、気持ちいいってどうゆう事なのか模索する。
最終更新:2008-01-28 21:48:18
311文字
会話率:38%
一身上の都合により大神莉華《おおがみりか》(AV女優・香々美織緒《かがみおりお》)をフった、主人公・森本誠《もりもとまこと》。その後間もなく、近い将来死ぬ運命にある女子高生・末松紗唯《すえまつさゆい》に出逢う。不運に弄ばれながらも幸運を信じ
るミドルティーン。運命にからかわれているから神を信じない三十路前。ふたりの恋の行方は……?性と死をテーマに、自称・口語文学の旗手がギャグ満載でおくる感脳&官能的感動巨編!えろくてせつない、ファーストラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-01-23 02:07:12
95120文字
会話率:10%