倶楽部J
SM研究会「倶楽部J」には二種類の会員があった。普通、会員といわれているのは高額な入会金と会費を負担している人々であり、倶楽部の秘密の社会から隔絶さ
れた世界では、サディストとしての残酷で隠微な行為を思うまま楽しむことが出来た。
もうひと種類の会員は、正規会員の加虐趣向の対象とされ、あらゆる淫虐、快楽の対象となり、社会的通念からは想像も出来ない精神的、肉体的苦痛を甘受した人々である。その会員は二号会員と呼ばれた。
そのような人々がいるかと、疑問に思われるかもしれない。しかしながら現実には、苦痛を(精神的なものも含め)を求める人間、苦痛によって救いを得られるという精神行動を有する人々の存在も事実であった。
多くの場合、彼らは、周りの人間によって、その気質(マゾヒズム)を覚醒させられ、自ら苦痛を望むようになった。倶楽部の関係者から、参加を勧誘され、推薦された、彼ら(犠牲者予備軍)は、誰でも入会を許されるというものではなかった。
二号会員への入会は、美男美女に限られ、倶楽部の規則にそった厳しい基準に合致しなければならなかった。
その審査にパスした志願者は、契約書に署名するかどうか決断を求められる。
署名は、倶楽部での嗜虐嗜好の会員達の生贄となり、人間としての人格、尊厳を全て破棄し、自らの肉体、精神を提供することであった。志願者は署名した瞬間から人間として扱われなかった。
倶楽部の嗜虐の餌食となり、一切の自由が剥奪された。
その証として、署名した直後には、黒い革の細いチョーカーが首に嵌められる。
それは芯に特殊なスチールが通っており、一度嵌めると専用工具を用いないと外すことはできなかった。
二号会員は常にそれを首に巻いていることになった。
そんな倶楽部にスナックのママの勧めで参加した「男の娘」優希クン、さぁ残酷な登場人物に負けないで頑張ってくれ!
倶楽部JのJは何かって?サディステックな貴方はご存知のはず、Sにとって聖典マルキド・サドの犠牲者でありアイドルのjustineからとっているんですぞ。clubjustine、このチョーカを巻いた娘さんが近くにいませんか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-19 17:04:22
55049文字
会話率:20%
「よって監獄島の建設を許可する」
20XX年の某季節、某法廷。
その日、収容所に収まりきらなくなった人々を収容するための島の建設が認められた。
一部の上流階級人によって極秘裏に進められていた法案は、一般市民に一切公開されないまま通るこ
とになった。
その法案こそ『全人類有効活用法』
聞いた覚えのある人はほぼいないであろう、法案の内容は存在の剥奪。
監獄島に収監された囚人は人として扱われなくなり、全ての記録が抹消される。人として記録を抹消されるのは、管理する刑務官でも、偶々迷いこんだ学生でもない。
監獄島に収容された囚人のみ。
もちろんその監獄島の費用は投獄された者たちの働きによって賄われることになる。
★がついてるところが、エロシーン含む折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-23 12:00:00
19593文字
会話率:52%
異世界の女神に召喚された30歳♂ 田中 正(たなか まさし)は水の勇者として異世界クロスディアに降臨した。女神フィリアの神託によって導かれた亜人 狐種(フォックス)の玉藻(たまも)の裏切りによって石に変えられたマサシは勇者の称号を剥奪されて
しまう。
勇者でも無くなり、石化解除でき無い状態から古の遺産的な加護を使って悪戦苦闘しながら成り上がってゆく奮闘物語だったのですが、思う所が有ったので全年齢に引っ越しました。無理やり終わらせた感があるバットエンドで締めました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-15 13:00:00
10532文字
会話率:34%
女性達が権利が剥奪され、男性を愉しませる牝としての生活を強いられるようになった未来の日本。そんな社会で生きる女子高生、教師、秘書たちの羞恥と快感に塗れた生活を綴った物語。
最終更新:2014-06-06 21:39:46
1996文字
会話率:25%
転生チート能力によって魔王として君臨し、世界征服を目前にしていた榊和征は、世界のバランスを正すために下りてきた四人の女神たちに殺されてしまう。だってしょうがないじゃん。ロリコンの前にロリ女神がやってきたら誰だって油断するだろ。しかし、執念の
賜物か悪魔の悪戯か、彼は再び同じ世界に転生する。チートチンポだけを身につけて。そこから彼の復讐と陵辱の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-25 12:00:00
29664文字
会話率:24%