雨の中、屋敷を飛び出した主を、探して連れ帰った執事。内に秘めた想いは、どこへ。
※みきまろさん主催の【主帰宅・執事企画】に遅れての参加です。
最終更新:2013-10-23 21:59:51
8777文字
会話率:42%
「"それ"が本当は許されない事でも、私は貴女を愛している」
真っ青な空の下で響く教会のベルの音。
純白のウェディングドレスに大好きなユリの花のブーケ。
両親や親戚・沢山の友達に祝福され、幸せな笑顔で迎えるはずの結婚式。
――本来、幸せであるはずの結婚式当日。
純白のウェディングドレスに包まれ、私は悲しみの涙を流しました――……。
だって、目の前で私を待っている新郎は、私が本当に結婚したかった人じゃないから。
私が、本当に心から愛した人とは、永久に結婚する事など出来ないのだから――……。
大学時代からの恋人・朝霧透弥との結婚を間近に控えた神橋絵里奈。
しかし実の事、彼女には長年の間、心の奥に留めている秘めた想いががあった。
だけど、それも透弥と結婚し、彼との幸せな新婚生活で忘れることが出来る……。
そう、思っていた。
そんな時、絵里奈の従姉妹である榊原夕鶴が中学時代の同級生・篠崎飛鳥と
近々結婚する事が判明し、ショックを受ける。
――私が、あの人の手に渡って、貴女も他の人のモノになってしまう前に――……。
絵里奈は遂に胸の内を明かす。
この物語は4人の男女の交差する気持ちと結末を描く愛憎劇である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 00:45:21
2189文字
会話率:22%
忍の住む里にて。腕のたつ下忍・伊吹は一人の可憐な少女に秘めた想いを抱いていた。
しかしそれは純粋な恋心とは少々違うものであり……。
最終更新:2010-10-11 16:12:00
22704文字
会話率:44%
引っ込み思案の高校生・蒼は、夏祭りの夜に幼馴染みのヨシミツと二人きりで出かける。胸に秘めた想いを、いつ、打ち明けようか。短編作「酔いしれるキモチ」の本編。
最終更新:2006-08-17 00:02:01
9439文字
会話率:27%