街の人々は混乱していた。
『魔女』と自称する女性が現れ、『魔法』を使ってイタズラを始めたから。
最初は数人だった魔女は、今では百人規模。
甘いお菓子を盗み食い、庭に繋いだ飼い犬が鶏に変身させられ、挙句の果てには打ち上げ花火を無限に上げながら
の百鬼夜行。
警察や軍隊が動いて事態の収集に当たるも、魔法の力には敵わない。
逆に魔女の色気に惑わされて骨抜きになる始末。
そこで一人の女性が立ち上がった。
軍靴を鳴らし、軍帽を目深に被って立ち上がった。
対魔女用に改造されたロボットと共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-10 12:38:14
16951文字
会話率:50%
――この世には数多の世界が存在している。
この世と言うモノ自体酷く曖昧な定理だ。そして、人々は気がつかない。
例えば現在ある世界の星【地球】を支配している彼らは、きっと自らが最も優れた生物だと根幹的に考えているのだろう。
無論、その
数多の世界全ての星の支配者達がそうだ。
自らが最も優れた者達であり、その絶対性を信じて疑わない者達。
それが間違っているのは勿論なのだが、それを否定するべきかと問われれば否と答えるだろう。
何故ならばその星で生きている中で彼らは最も優れた者達なのだから。
彼らが外宇宙や平行世界へと移動することをしなければ、きっと彼らは最も優れた者達で居られるだろう。
だが外を知ってしまえばそれはありえない。
確か地球には【井の中の蛙、大海を知らず】と言う言葉があるらしい。
要するに井の中――地球の中では最強かもしれないが、外に出てみれば案外大したことが無いと言うことだ。
自己紹介が遅れたね。
俺の名前はヴァイス・ストルギア・フォン・シュヴァルツリッター。
え? そんな話をしているお前は井の中の蛙ではないのかって?
そう思ってしまうのも仕方がないだろう。
でも俺に限ってそれは無い。
何故ならば、無を作り上げた有にして有に生まれた無。
要するに概念と言うものだからね。
何も無い世界の最初の一点を作り上げた人物と考えてもらって構わないよ。
そんな矛盾した概念である俺は、世界の創造主として見てもらっても構わない。
でも神は嫌だ。
神とは最高位だと思われているかもしれないけれど、それは過ちだからだ。
王こそが至高。
神は人の存在が無ければ存在すら出来ない無能。
しかし王は人の存在が無くとも頂点に立っている有能。
王なのだから収める国が無ければならないから別に変わらないって?
違う。断じて違う。
何故ならば王は存在しているが、神は存在していないからだ。
纏めてしまうと低レベルな考えかもしれないけれど、実際俺はずっとこの考えを持ち続けてきた。
生まれてから人類が発展するまでの無限に等しい平行世界を含めて全てを。
だからこそ俺は、見てしかいない。
実際に触れてみることにしたんだ。
異界の、それこそ創造主の登場にどのような反応をするのか楽しみで仕方がない。
これは俺の、我がストルギア帝国の侵攻の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-28 23:52:46
2357文字
会話率:27%
もしも一つだけチートを貰えるとしたら――
男は答えた。「誰にも負けない最強無敵の肉体が欲しい」
女は答えた。「無限にお金が湧き出る壺が欲しい」
老人は答えた。「永遠の命が欲しい」
老婆は答えた。「創造の力が欲しい」
俺は答えた。「イケメン
になりたい」
これはキモヲタが異世界に転生してまったり生きるお話。
エロシーンには◆がついております。
挿入無しの軽めのエロには◇がついております。
ブックマークありがとうございます。
この物語はどっちかというとダラダラストーリーも入れていく予定です。
※11/10 誠に勝手ながら少々の間更新を停めます
本当に申し訳ございません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-09 21:27:07
35917文字
会話率:22%
感情のない化物は、故郷を追われて彷徨っていた。
化物は死ねなかった。
だから無限に続く孤独に苛まれていた。
ある日、化物は本物の化物と出会った。
そして、凍った化物の感情は、ゆっくりと動き出した。
Twitter→https://twi
tter.com/asanamaina折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-15 20:52:21
5771文字
会話率:30%
実の娘、息子だからこそ無限に注げる愛情。
許されない行為だからこそ感じる体。
そんな話です。
最終更新:2014-06-24 21:37:39
4840文字
会話率:56%
我々が決して辿り着く事の出来ない宇宙の果てには、魔界と呼ばれる夢も希望も無い悪夢溢れる惑星が無限にあると言われている。その無数の惑星の中にたった一つだけ風変わりな魔界があった。悪魔達はその魔界を悪と自由と平和の楽園、悪魔のアルカディア ─魔
ルカディア─と呼ぶ
没作品となりました
削除非推奨とのことですので完結として残しておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-23 19:00:01
46846文字
会話率:56%