高校生、霧島雷太(きりしま らいた)には悩みがあった。幼馴染の恋人、雨野清裡(あめの きより)が窓越しに見える自室で、毎晩違う男とセックスしている事だ。その性交は清裡の記憶にも、体にも、部屋のベッドにも痕跡を残さず、相手の男がどこから来てど
こへ行くのかも分からない、妨害しようとしても不思議な力で阻まれ、最後まで見ているといつの間にか気を失っている、奇妙なものだった。初めてそれを見たときから何年も経ち、もはや日常と化したそれをついに最後まで目撃することが出来た雷太は、閃光に包まれるとともに、草原の中に建つ白亜の神殿で目を覚ます。そこにいたのはニンフォニアという世界を創造した、ジールという少女の姿をした女神だった。何よりもセックスが好きだという彼女と精神がつながってしまったゆえに、毎晩超常現象のようなセックスをして、清裡はニンフォニアという異世界に飛ばされてしまったのだという。食ってかかる雷太に、ジールはにっこりと言い放った。
「じゃあ、君も同じ世界に行ってみたらどうかな?」
――エロ女神が作り出したエロい世界で、果てしのない冒険が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-20 22:01:57
25790文字
会話率:37%
視神経に有害な緑の熱光線YYP-67に汚染された死の街にはびこる謎の生物に対抗するため組織された対特殊科学強行捜査班(通称タイトク)に所属する『俺』ことリョウは、突然、長官から相棒のジョウとのパートナー解消を告げられ動揺する。
時を同じくパ
ートナー解消の事実を知った相棒のジョウは、ついにリョウへの想いが抑えられなくなり……
(『小説家になろう』にて掲載中『攻撃的な愛の閃光弾』続編)
(警告:BL、18禁、性描写あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-07 18:21:49
9493文字
会話率:35%