冴えない無職童貞の雨宮(あめみや)は、かつての職場の同僚、鴻山 旭(こうやまあきら)と彩弓(あゆみ)との結婚式に招かれた。
一時とはいえ、彩弓とはいい仲になった雨宮だったが、しょせん積極性に欠けるオタクにすぎない。リア充・イケメンの旭に先を
越され、彩弓は旭の手に落ちてしまった。
それはそれとして、旭は披露宴の余興で、ガータートスをやってのけるのだと言う。
ガータートスはブーケトスと同様、それを手にした者が、次に幸せをつかむことができると信じられているのだ。
そもそもガータートスとは、花嫁のウエディングドレスの下につけたガーターベルトを花婿が脱がし、それを独身男性ゲストに投げるイベントである。その脱がし方がとてもスケベである。花婿が、花嫁のスカートのなかにもぐりこみ、なんと口でくわえて脱がすという……。あまりにもエッチな内容のため、日本の披露宴においては敬遠されがちなのだ。
だが、鴻山はあえて攻めるのだとこだわる。日本人はおくゆかしい性質ゆえにガータートスをやろうものなら、大ヒンシュクを買いかねない。しかしながら、羞恥心に風穴をあけてみたいのだという。
雨宮としては複雑な気分だった。彩弓を奪われたあげく、スカートのなかにもぐりこむ旭を見るはめになるだろう。これ以上の屈辱はあるまい。
ガータートスに参加するなら、せめてあこがれの女性だった人のガーターはこの手でつかみたい。いや、逆に言うなら、誰にも奪われたくない。
やがて披露宴当日。ついに余興の時間がやってきた。
独身男たちはフロアの中央に集まり、さまざまな思いを胸に鎬を削ろうとしていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-24 07:00:00
32870文字
会話率:31%
引きこもりのアラサー独身女性森環は今日も18禁オフラインゲーム生活に勤しんでいた。ある日、落雷とともに画面が暗転し自身の身体も固まる。眩い白銀の光に包まれ目が覚めればそこは18禁ゲーム『神々の箱庭』の世界だった。
最終更新:2017-09-20 00:23:55
3246文字
会話率:43%
五人姉妹の長姉の息子、双子の晴臣と直臣。
五人姉妹の末妹で彼らにとっては叔母となる菫。
10歳しか違わない甥と叔母、九年ぶりの再会。
天使のように可愛く幼かった甥っ子たちは、眉目秀麗の悪魔になっていた。
二人を憎みきれないのは親族の情か、
愛情か。
流され絆されて…禁断の宴の美酒に酔う、トライアングルの快楽。
『翻弄ゲーム』と対のような、反対設定の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-12 20:27:17
24000文字
会話率:34%
女教師、白銀朱尾はその愛らしさと淫靡な体で多くの生徒に慕われる教師である。
しかしそんな朱尾は、密かにクラスの優等生、小金井美夜子と禁断の果実を貪る関係を築いていた。
その日学校へ訪れた、美夜子の母、明子が、偶然甘美な百合の花弁が綻ぶ現場を
目撃してしまい……事態は淫靡にしてあられもない、雌たちの狂宴に発展してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-05 23:13:00
10909文字
会話率:21%
私と恵子が観覧する舞台に登場したのは、壁に体を拘束された女だった。傍らに男が現れ、ストップウォッチが押されると、残虐な拷問が始まった……。
(前作同様、3DCG+ペイントソフトによる自作挿絵を付けています)
最終更新:2017-05-21 01:55:01
12189文字
会話率:40%
ある世界、ある時間、金持ち達は自分達の欲望を満たすために大金を払って"処分場"に集まる。
そこでは用済みとなった奴隷をステージ上でショーとして公開処分している。
今日もまた一人奴隷がステージ上に上げられる・・・
※性交
に当たるシーンは有りません。
※元々ゲームのイベントシーン用に書いていた為
キャラ名「セリフ」
という形式をとっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-04 15:05:16
6189文字
会話率:19%
昭和30年頃の話。
節分の夕刻に静の住まう家の玄関先に異様な子供達が訪れた。
とある平凡な家庭を襲った異世界の住人達が織りなす官能の狂宴。
最終更新:2017-02-06 02:12:03
5664文字
会話率:8%
昔書いていた小説の名残、もしくは残り粕
最終更新:2016-09-22 05:06:12
1170文字
会話率:3%
同性愛が禁忌とされる国で離宮に監禁される美少年を毎晩のように貪る鬼畜な王。美少年の世話係に任命されたのは優秀な神官の青年だった。必然的に青年も離宮へと監禁されることになる。そして今夜も狂宴が始まる。ヤンデレ王×平凡神官
最終更新:2016-04-18 20:45:00
10660文字
会話率:18%
《カルナヴァル》それは、世界を裏で牛耳る《不死者》のための血の狂宴。その銃爪を引くために《不死者》への供物とされた、青年サオシュヤントは、失った故郷と殺された妹の復讐を誓い、豪雪の大国イルニスにいるという始祖と邂逅する。《不死者》を倒すため
の力を欲するサオシュヤントに、始祖クロンが要求するのは――
吸血鬼と、人。相容れぬ存在であれど、互いを求めずにはいられない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-22 20:54:55
8538文字
会話率:26%
この物語の主人公『犬飼 柚』は幼い頃に一家離散とその元凶とも言える父親の暴力によって『表情』と多くの『感情』を自ら殺してしまった悲劇の少女であった。
物心ついた頃から父親の虐待を受け、手を差し伸べてくれる者はいなく、学校でもいつも幸せの
輪から外れてクラスメイトの狂宴“いじめ”の的となっていた。
しかし、そんな柚が高校一年生になった時に一人の人懐っこい少女『宇佐美 まりも』が現れて――
六畳一間の空間内で巻き起こる、不器用な少女と仔犬のような少女の純愛ラブストーリー――
※注意
・こちらの作品はpixivにも投稿しております。
・一人でも多くの方に読んでもらいたく、重複投稿を行っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-22 02:33:43
13620文字
会話率:25%
アイドル達の狂宴。激短小説
最終更新:2014-01-05 00:11:54
3830文字
会話率:49%
和輝はサークルの新歓コンパで新入生の田舎美人・美香に出会い一目ぼれするが、彼の担当は別の女だ。元は片想い相手でも今は剛先輩のとりまきとなってる冬菜とセックスした後、輪姦された美香の味がサイコーだったと聞かされ、和輝は嫉妬を燃やしてしまう。先
輩に直訴しようやく美香と一発できるチャンスを得られたものの……その部屋には美香だけでなく剛先輩もおり、後から冬菜たちも現れる。「屍肉に群がるケダモノ」たちの狂宴が始まった。 / 正雪花さんの短編『東京サバンナ』の完成度に感動したあまりの、リスペクト作というか外伝というか勝手に続編というか、そういう感じのものです。(*引用等の許可はいただきましたが、当作品の文責はすべて筆者にあります。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-24 00:35:49
26430文字
会話率:42%
前原由紀子は産婦人科医を開業している夫と幸せな日々を送っていた。だが、それは一通の同窓会の葉書で脆くも崩れ去ってしまう。かつて由紀子はイジメに遭っていたのだ。同窓会は実は医者と結婚したことを妬んだ佐久間留美と佐々木麗華が仕組んだ罠だった。
最終更新:2010-10-09 22:14:56
41271文字
会話率:51%