ぬいぐるみのあたしが、恋をした。血の通っていないぬいぐるみが人を愛するときどのようにすればいいのか。文学フリマ・古書クラリスブックスにて絶賛発売中「コルサコフ症候群」に掲載の短編の前半部分がネットで読める。
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最終更新:2017-08-06 00:00:55
8772文字
会話率:4%
向井古書店で働く向井玲は、弟である向井夕に禁断の恋心を抱いていた。
大学生の夕は、同じ大学を中退した玲の当時の様子を知ろうと姉の友人を探し、詳しく話を聞く。
中退の原因は、同じ文藝部にいた男が、玲にふられた腹いせに嫌がらせと痴漢を繰り
返したためであった。おとなしい玲は抵抗することもできず傷心のために中退した。
それを知った夕はすぐに姉を励ました。そんな相手ばかりではないと。ただ玲は強く恐怖を感じ、怯え、諦観に沈んでいた。なんとか前を向かせようと夕は思いつくままに言葉を重ね、せめてもう少し広い世界をと、外へ連れ出すことになる。
その晩、入浴時に不意に当時の恐怖が蘇る玲。忘れようと弟に「さわって」と迫る。あの日のトラウマを、愛する弟の手で触れて、塗り潰してほしいと。夕も姉の苦しみを理解し、痴漢された胸や尻をやさしく触ってやった。玲は恋する相手の愛撫に落ち着きを取り戻す。夕は生々しい肢体の感触に、そこではじめて姉に異性を感じた。姉を一人の女として、意識し始めたのだ。
それから玲は苦しくなるたび、弟に「さわって」とねだるようになり、夕もそれに応え続けた。
本格的に古書店の経営を任された玲は、持ち前のまじめさと、本好きの知識とを活かし、奮闘する。夕も手伝い、経営は軌道に乗った。
対して夕は、自分の気持ちが姉への恋心なのではないかと苦悩するようになる。
やがて苦しいときだけでなく、お店の商品が売れたときにもうれしいあまり夕に「さわって」とねだるようにもなる玲。夕も慕う姉に負け、自分の気持ちにも負けずるずると胸や尻を触り続け、今や前戯に等しい有り様となった。
夕に恋するもう一人の女、丹波伊織が向井古書店にやって来る。夕は頼まれた資料を探しに店の奥へ引っ込み、姉が長年思い煩ったラブレターを発見した。そこで初めて姉の気持ちに気づいた夕。夕は自分の気持ちを確かめるためにわざと丹波と親しくしようとしてみる。それを見た玲は、丹波の恋心も知り、弟が自分を選ぶ未来だけしか考えなかった己を恥じ入り、夕が丹波と親しげな要素を見てとって、丹波を応援する決意をした。
だが玲は想いが溢れ、とうとう夕に迫ってしまう。夕も自分の気持ちを確かめ、ラブレターを見たと、返事だと手紙を渡した。夕のラブレターを読んで玲は感極まり、涙する。
二人は結ばれたのだった。
それから蜜月が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-21 18:29:51
202543文字
会話率:41%
ブラック企業に勤務していた牧原幸人は、残業中に会社でひとりになったとき古い本を読むのが趣味で、その日も古書店で買った『黒魔術の手引き』という本を読んでいた。男女の性愛を支配する『性魔術』こそが最強であると書いてあるその本は、読んでいるうちに
女性が語りかけてくるような文体に変化し、気がつけば幸人は異世界の冒険者酒場に転移していた。戸惑いつつも、誘われるままに女勇者たちのパーティに参加した幸人だが、最初のクエストで魔物に追い詰められてしまう。あと一撃で命を落とすというところで、幸人は女悪魔リュエルによって『彼女の世界』に招かれ、魂を捧げるならば、世界で最強の力を与えると誘いを受ける。まだ死にたくない幸人はそれを承諾し、女悪魔リュエルと、『性魔術師』としての修行を積み始めることになる。
※美少女文庫様から出版される「異世界魔術師のハーレム無双」という作品の
ショートストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 00:48:01
23900文字
会話率:45%
ありとあらゆる古書と唸るほど旨いコーヒーしかないカフェ。
幻と言われる古書を求めて、百合草晴哉がたどり着いたのは、そんな店だった。
※自サイト(BL)で発表した短編をNLに焼き直したものです。連載予定ですが、一応一話読み切り形式で書いてい
ます。R関係は後から出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-08 13:27:29
22101文字
会話率:42%
いつもいつでも眠い佐哉は、古書店を営む少女、紗夜と出会う。
古本とコーヒーの匂いがただよう古書店は、官能小説専門の店だった。
最終更新:2015-05-31 23:59:12
5054文字
会話率:29%
以前自サイトで公開していたお話です。
大学生×古書店の店番で無表情美人受け。主要人物に恋人がいたりするので苦手な方はご注意ください。後々描写が入る予定なのでR18です。
最終更新:2014-11-03 04:44:59
29782文字
会話率:51%
健一は三十路を過ぎても女性には縁が無かった。
今回も1人の女性に交際を断られてしまったのだ。
そんな惨めな健一を唯一、好意に見てくれるのが女子高生の椿ちゃんと言う女の子。
健一がよく通う古本屋を1人で切り盛りしている働き者の女の子で
ある。
しかも謎の多い不思議な子で…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-23 23:00:00
18314文字
会話率:25%