ファウラーの襲撃にあい、弟のアンドレアと領地を追われることになったローレンは、イングランド王・ヘンリーに彼の所業を訴える術もなく、領地へ戻ってひっそりと暮らしていた。
それから七年の月日が経ち、王に領地を封土されたという男・サイラスがやって
くる。
彼は、エレノア・オブ・アクイテイン(エレアノール・ダキテーヌ)の旅行の護衛時の襲撃で王妃を守り、ファウンテンの小領主を封土されやってきたものの、自分の領地の森に醜い魔女がいると聞いた。
気味が悪いので追い出して欲しいと村人に懇願され出向く。魔女の騎士だという者達を捕らえて魔女をおびき寄せるが、その魔女というのはローレンのことで……
ローレンは「フェイ」と名乗り、ファウンテンの崩れた城に「薬草魔女」として潜り込む。
お互い少しずつ惹かれ合うが彼女は自分の秘密と行方の知れないアンドレアのために、素直になれなくて……
イギリス一二世紀イングランドを背景にしたヒストリカルロマンを目指して書いてます。
R18部分は中盤からあります。
※時代考証ならびに薬草・ハーブの知識が甘い部分があります。あまり突っ込まずに読んで頂けたら嬉しいです。
小説家になろうから引っ越ししました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-11 06:45:29
198308文字
会話率:39%
二十二世紀初頭。欧州で起こった経済危機により経済活動が低迷を続け、必ずしも華やかとは言えない未来。
幼い頃に母親を亡くし日本人嫌いになった、国際調停諜報院所属〈シークレットネーム:lordo〉は上司である〈シークレットネーム:fana
tikulo〉から日本への出張を言い渡される。忌まわしい記憶しかない日本の地へ向かうことに、少しばかりの抵抗と期待をこめるlordo。
出張先で日本人外交官に極秘の依頼を提示され、自らの意思で請け負うことを決めたlordoは、自分が世界を覆う未曾有の大事件の渦中に飛び込んでいることなど知るよしもなかった──。
※他サイトにて完結済みです。こちらには加筆修正したものを随時UPしていきます。
※二十代後半から三十代前半のBBAがいちゃいちゃします。気をつけろ。
※製本化(私的)のために書いてるので、誤字脱字などあればお教えください。
※全編リスペクト&オマージュです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-23 20:58:29
239474文字
会話率:45%