唐突に勃発した世界規模の核戦争は主要国の大都市圏を軒並み破壊し、日本においても本州中西部の広域が瓦礫の原と化した。復興は全く進まず、それどころかその大部分が無法地帯になった。焼けた都市を発掘して物資を集めて生きるものたちが互いに暴力的に抗争
する世界だ。
そんな中、桜小学校の生徒一〇〇人強はほぼ完成していたシェルターによって生き延び、シェルターを出たときは周囲すべてが瓦礫の山。しかも東京近郊であって着弾の多い地域の中心に近く、無法集団も手が届かない地域。彼等はリーダーの悟、脇を固める太郎や修、満子などを中心に力を合わせて生き延びた。
しかしそこにもついに無法集団の手が伸びた。彼等には抵抗するすべもなく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-13 17:48:22
120315文字
会話率:25%
近未来。核戦争で放射能に汚染された地球。その後、放射能は除染されたが、世界人口は著しく減少し、女児の出生数が100人に1人にまで低下した。人類滅亡に危機感を募らせた世界政府は、「女」をシェルターに一括保護し、結婚や出産を管理した。『種の保存
』のみを目的とした結婚制度の中で自由な恋愛はなく、「女」というだけで揺り籠から墓場までシェルターから出ることもない。そんな一生を終える女性たちの中で、自らの道を切り拓き、女性たちの未来を変えた少女がいた。
※ヒーロー対ヒロインは1対1。官能描写は後半。
※初執筆、初投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-29 11:00:00
22040文字
会話率:28%
(嘘っ)
きなりは、亨(とおる)が女性に指輪を買っている処を見かけてしまい、彼女は心のシェルターである、【Bar 3’s】に駆け込んだのだった。
※ハル様主催、《寒の夜、あったか酒企画2016》参加作品です。
最終更新:2016-01-24 00:00:00
25459文字
会話率:30%
死に瀕した世界。蔓延した疫病とあまりにも深刻な公害がもたらしたこの異常事態に、権力者たちは富裕層と貧困層の境界線をより強固なものとし、二つを隔絶した。富裕層に属された人間たちは富と権力を駆使し、巨大な中央シェルターを作り上げ、他の人間の一切
を放棄し、そこに籠った。事態の静寂を待つために。だが貧困層に属された多くの人間たちは、迫りくる死の恐怖に怯えながら日々を懸命に生きていくことしかできないでいた。
そんな貧困層に属された無数の人間のうちの一人であった恭夜。彼もまた、明日を拝むことすら危うい生活を過ごす毎日だったのだが、しかし彼には普通の人間とは違う、少し特殊な能力があった。
毎日毎日、現実世界で一日を懸命に生き、やがて眠りについた先。目覚めるのは、彼の夢の中の世界。彼は夢の中でも現実世界と同じように自我を持って生活することができた。現実世界と同じように物事を考え、手足を動かし、その夢の世界の人間と話す。
現実の世界で生きた彼を待つのは虚実の世界。虚実の世界で生きた彼を待つのは現実の世界。二つの世界が彼を待っていた。
そんな二つの世界を行き来できる少年の視点からこの物語は進められていく。
※18歳未満閲覧禁止としていますが、僕の作品の性質上、過度なR18的な描写は比較的少ないと思います。特に過度な性的な描写。ですが、残酷な描写が含まれるシーンは意外と……という内容の予定ですのであしからず。
後、この作品は僕のHP上でも公開する可能性がありますので、念のためですがここに追記として残しておきます。
http://www.engel-pasta.jp/ 柳風HP
http://www.akatsuki-novels.com/stories/index/novel_id~8726 小説投稿サイト暁~Eve~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-25 12:00:00
74779文字
会話率:35%
今から百年前、遠い昔を生きた地球の覇者が、人の過ちによってよみがえる。思いがけない王の帰還だった。
西暦2253年。人口は減少の一途を辿り、地下シェルターで暮らす人々は人類滅亡を目前にして必死の抵抗を試みていた。
そんな世界に生まれた落ち
こぼれの兄と優秀な弟が、二人で生きるために交わしたもののお話。あんまり兄弟っぽくないけどとりあえず兄×弟にみせかけた弟×兄。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-05 17:15:36
30743文字
会話率:51%
シェルター暮らしから抜け出す事決心したタケルと早希は地上に出て直ぐに春と出会った。いく宛も無かった二人は春に連れられある村にだかそこでタケル達は…
最終更新:2013-04-08 02:00:00
4734文字
会話率:67%