ブラントン王国には「魔術師」と呼ばれる者たちがいる。魔法は誰にでも扱えるものであるが、その中でもより強大な魔法を使える者を「魔術師」と呼びならわしていた。シェリル・モランは魔術師一家であるモラン伯爵家の令嬢であったが、父親が政争に巻き込まれ
たため没落し、今では人目を忍びながらも辺境の地で細々と花屋を営んでいた。――そこでは、知る人ぞ知る特殊な花も扱っていた。その花の名は「スタンザ・モラン」。モラン家秘伝の触媒花であり、モラン家を魔術師一家たらしめていた要因であった。ある日、シェリルの店に一人の騎士が訪れる。彼は一般的に有名な触媒花である「ガブリエラ」の調査のために聞き込みをしていたのだ。その調査とは、最近「ガブリエラ」の粗悪品が出回っているという噂の真偽を確かめる王命であった。――花屋で出会う騎士と没落伯爵令嬢。見覚えのある顔に互いに驚く二人であったが、その間にも陰謀の魔の手は着々と伸びてきていたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-13 01:28:33
15064文字
会話率:48%
「私、この香りを知ってる―――?」暖かい人たちに支えられながら花を育てて生活をしている少女ノエルと、化物と忌み嫌われ森の中で孤独に暮らす美しい青年ガウェインのおはなし。愛おしいがために影ながら少女を見守り助けていた青年が、ついに少女に接触し
ます。甘く切なくベタベタな溺愛になる予定です。※性描写はねちねちと濃い目になるかと思います。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-02 11:46:40
7876文字
会話率:24%
国内屈指の重工業メーカーの仁谷重工の社長さん、仁谷康孝六十歳。赤いちゃんちゃんこを着る年になったというのに未だに若い愛人がいたりする懲りない人で秘書にも息子の嫁にも散々な言われよう。社長いい加減に再婚して身を固めてもらえませんか?と真面目に
願っている秘書の気持ちは社長さんに通じるのか?【本編/2014.5.31完結】
※なろうサイトで連載した【社長さんと花売り娘】にR18部分(第八話部分)を加筆して再参加したものです。※
※アルファポリスでも公開中※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-31 10:00:00
36031文字
会話率:74%
ある日、自兵団のおっさんは花売りを見つけた。からかおうと思って、花(身体)はいくらかと聞くと120円だと返事が返ってきた。この花売り、どうやら何も知らないらしい。そんなおっさんと純粋な花売りの話。
自サイトにも投稿しています。
最終更新:2014-04-22 22:31:36
4103文字
会話率:61%
マリアは王都の片隅にある小さな花屋を営む娘。
そんな花屋の娘は、神話にでも出てくるような美しい貴族の青年アルと出会う。
それはマリアの運命をも変える大きな出来事だった。
やがてマリアとアルの関係は、レグニ国の命運すらも変えるほどの大事へとな
っていく。
花売り娘と酔狂な王子の純愛物語です。
(エロの回には*マークがつきます)
※タイトル決定しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-02 19:05:38
14368文字
会話率:35%
身分を隠して町を歩き回るレナーはある日、花を売るかわいらしい娘に声を掛けられた。やがて互いに惹かれあうようになるが… R18要素は途中まで出てこない予定です。
身分差、じれじれ(じりじり)、年の差ありの王道ストーリー、こういうのがお好きな方
はぜひどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-03 17:00:00
73238文字
会話率:22%