「おとなになったら結婚しようね」
幼い頃の約束を、冗談交じりに確認した帰り道。
大好きな幼馴染みのお兄ちゃんは、約束を覚えてくれていて。
それどころか、お兄ちゃんはわたしが大人になるのを待ってくれていた。
喜んだのも束の間、お兄ちゃんは
わたしを庇ってトラックに轢かれ―――
その日の夜、泣き疲れて眠っていたわたしの前に、幽霊になって帰ってきた!?
学校で、通学バスで、公園のトイレで……
いつでもどこでも、大好きなお兄ちゃんとずーっと一緒!
* * *
なろうで連載中の【鬼灯町の百鬼夜行】外伝です。
妖や神様などが普通に出てくる世界観の、別主人公のお話です。
本編を知らなくても単独で読めます。というか話は独立してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-11 00:00:00
53438文字
会話率:55%
次男坊故家督を継げぬ俺が追い出されるように上京したのがススキ生い茂る雑司ヶ谷。
賃料の安さに借りた屋敷だが安いのも当然。曰く因縁付きの屋敷には夜な夜な艶めかしい幽霊が。
謎の坊主に、小舟で春をひさぐ遊女、妙な知人に関わりつつ百鬼夜行の四
谷を奔る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-03 20:49:55
32684文字
会話率:18%
街の人々は混乱していた。
『魔女』と自称する女性が現れ、『魔法』を使ってイタズラを始めたから。
最初は数人だった魔女は、今では百人規模。
甘いお菓子を盗み食い、庭に繋いだ飼い犬が鶏に変身させられ、挙句の果てには打ち上げ花火を無限に上げながら
の百鬼夜行。
警察や軍隊が動いて事態の収集に当たるも、魔法の力には敵わない。
逆に魔女の色気に惑わされて骨抜きになる始末。
そこで一人の女性が立ち上がった。
軍靴を鳴らし、軍帽を目深に被って立ち上がった。
対魔女用に改造されたロボットと共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-10 12:38:14
16951文字
会話率:50%
山で友人とはぐれ、百鬼夜行に紛れ込んでしまった主人公。捕らえられ、妖怪の長の元に供物として差し出されてしまう。怯える主人公を、妖怪の長は自宅へと連れ帰る。そこで主人公を待つ運命は……?
最終更新:2015-06-23 23:26:58
60010文字
会話率:47%
BL中編小説。H少なめ。オカルト。■小林と若尾は、アパートをシェアして同じ大学に通う親友同士。若尾の秘密を共有する関係でもある。その若尾が事故を起こしたのと前後して、2人の周辺で奇妙な出来事が――。■初出/同人誌『百鬼夜行』(1996.12
.25)■※重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-20 23:52:00
42910文字
会話率:46%