人が怪物となって人を襲う『悪魔憑き』と呼ばれる怪事件が頻発するようになった世界。
異能の力を以って、その怪物を退治する『撃退屋(バスター)』と呼ばれる人々が現れた。
狗堂ナギは、相棒の火ノ浦マキセとともに、高校生でありながら優秀な『撃退屋』
として『悪魔憑き』を闇に葬る日々を送っていた。
そこに千秋トシヒロと名乗る男が現れ、二人に『悪魔』の存在を告げる。『悪魔憑き』の発生原因は『悪魔』にあり、『悪魔』が潜む精神世界──『地獄』を調査しないと悲劇を止める手立てはない、と。
『悪魔憑き』に家族を殺されていたナギたちは、『地獄』の探索者──『ダイバー』となることを志願する。
ナギたちの熱意に押し切られ、トシヒロは二人を対悪魔憑き研究機関『研究室』の『ダイバー』として迎え入れる。
『地獄』は、現実世界のパラレルワールドのようなものとして存在していた。ナギたちはトシヒロの助力を得て、順調に『地獄』の探索を進めていく。
やがて『研究室』は『地獄』に潜む一体の『悪魔』を発見するが、その『悪魔』が巣食うのはナギたちが通う高校だった。
対『悪魔』戦の初陣としては問題があるとして反対するトシヒロを説き伏せ、『悪魔』討伐作戦は実行に移されるが、『悪魔』の罠によってマキセが孤立、捕らわれてしまう。
トシヒロの制止を振り切り、マキセを助けに向かうナギだったが、ナギもまた『悪魔』の虜となってしまった。
悪夢の中、学校の講堂で、身動きを封じられたナギとマキセがステージの上で晒される。そこにいる生徒も教師も、多くが二人の見知った相手だったが、まるで無表情に二人を見ていた。ただ女として──贄として、二人を見つめる悪夢の住人たち。
陵辱の宴が始まり、ナギとマキセは嬲り尽くされる。もはや意識も虚ろとなり、ただされるがままに裸身を揺らすだけのナギだったが、『悪魔』の責め苦は終わらない。ひたすらに女を抉られ、男の精にまみれた体を衆目に晒し、演壇の上にトロフィーとして展示されるナギ。
ようやくトシヒロの派遣した救出部隊が到着し、ナギとマキセを『地獄』からサルベージするのだが、『悪魔』が用意したナギの偽者とすりかえられ、ナギだけが『地獄』に取り残される。
『地獄』に捕らわれたままのナギは、『悪魔』の生み出す悪夢に絡めとられ、暗く淫らな狂気の淵に沈んでいく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-22 06:00:00
164238文字
会話率:24%
■あらすじ■
有理が家庭教師を買って出た年下の幼馴染は、誰が喚んだか悪魔憑き。
「我が名はディアブロ。ソロモン72柱のひと柱----の軍団に仕える、下級の悪魔だ。教えよ、我に傾向と対策を。捧げよ、赤き書の教えと受験の秘法を」
嘘か真か、
なりきりか本物か? とにもかくにもセンター試験まであとわずか。乗らなくちゃ、このビッグウエーブに。
■コンセプト■
ノリのいい女子大学生と温度低い男子高校生のあれこれを、テッパンの憑依ものでドタバタと。
毎日朝9時更新、12話で完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-28 09:00:00
39130文字
会話率:48%
●本作は、前半に「ゴブリン亜種」による乳房や性器への暴行の様子をお楽しみいただきます。
●後半は、その娘が「悪魔憑きの女」に乳房やおま◯こを犯される様子をお楽しみいただく内容です。
【登場人物】
・クロル…大きなお尻を気にする賢者の少女。
きまじめ。一人称は「僕」。
・ペロス…セクハラに命をかける詩人。クロルの従者。たまに活躍する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 21:06:12
13846文字
会話率:36%
ーーーー魔獣に侵され、全身が真っ黒になった者のことを「悪魔憑き」という。
居場所のない少女と「悪魔憑き」となった男の話。
**アルファポリスでも公開しています**
最終更新:2016-07-16 21:00:00
42721文字
会話率:50%
※更新停止
「私と結婚していただけませんか。悪魔憑きの王女様」
西洋風ヒストリカルファンタジー、幼い頃に出会った男の子は魅力的な騎士に成長して主人公と再会を果たす。
※暗めの作風の乙女向けファンタジー戦記ものです。
作中に逆ハーレム、三
角関係、魔法、戦闘描写などを含みます。
初投稿なので、至らぬ点などあるかと思いますが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-23 02:00:00
162677文字
会話率:41%
平凡なフリーター少女、大蔵田 景は、悪魔ティンカー・ベルに「幸せにしてやる」と宣言されたものの、その道はどうも前途多難なようで…?
※「その女、悪魔憑きにつき」(http://novel18.syosetu.com/xs0998a/)という
連作の2作目です。
※自サイト、pixivにも同作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-02 22:04:28
36534文字
会話率:42%
※本稿は打ち切りました。再開のめどはないです。
FGFシリーズ。八年前のオリンピックウィルステロ事件と、テロ事件をきっかけに勃発し三年前に終結した内戦、そして巨大な社会主義国との戦争が連邦の内陸に生んだ州、ウォルト独立軍政州。表面上では戦
争は終わっていても、州では未だほとぼりは冷めやまなかった。テロの被害者であり、ウィルスの感染者である悪魔憑きたちにとっては何も終わってなどいなかった。連邦政府にとって、感染者は敵国の兵士・兵器でしかない。悪魔憑きは一人残らず淘汰されなければならなかった。大義名分はすぐに掲げられた。それが教会だった。連邦は宗教国家だから、軍事力による州統制行動を神の名のもとに、と正当化するために真っ先に連邦の手が及ぶ結果となった。教会は食い残しの悪魔憑きや軍から離反した悪魔祓いの処刑執行機関へと成り代わった。軍の利己的な殺人も教会を通すことにより神聖化される、殺人洗浄――キル・ロンダリングだ。国民に愛国心なき現在、政府がおおっぴらに人を殺すこの州ではあらゆる憲法も法律もルールも意味をなさなかった。州が無法地帯となるのは自然なことだった。軍は当然のごとく、警察も悪魔憑きに関する案件にしか見向きもしなかった。州警察の仕事は、通常では考えられない奇妙なものを見かけたら州軍に通報する、それだけだった。州民はいいように警察を利用した。警察は書類をかいて州からチップをもらい、州に横行している犯罪やマフィアに目をつぶることで彼らから給料をもらう毎日を送っていた。それはまさに70年代のように。犯罪はすべて警察のミスの所為。警察のミスは悪魔憑きを監視していた所為。悪魔憑きがいるのはすでに亡き社会主義どもの所為。つまり犯罪のすべては、死んだ社会主義どもの所為。誰も悪くはない。罪を犯さなければいけなくなったのは死人の所為だ。そうして州が殺人洗浄する代わりに、州民は犯罪洗浄――クライム・ロンダリングをした。この二つの汚い洗浄がある限り、州がきれいになることはない。永遠に。Rd外伝。重複投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-21 20:50:54
146175文字
会話率:43%