日本人としては珍しく軍人としての生き方を選んだ青年、夕立 朱音はゲリラとの交戦中に致命傷を受け生死の境をさ迷う。
奇跡的な復帰を遂げた朱音だったが、術後の療養生活の最中『会った事のない人物』の記憶を辿る夢を度々見るようになる。
原隊復帰した
朱音の初任務で、その人物の記憶に酷似した戦闘区域に遭遇するのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-08 22:59:51
14311文字
会話率:33%
爽やかな初秋の風。
川原でバーベーキューを楽しむ群れの中から勇介を見ると、釣り糸を垂れたまま動かない。
一年ぶりの再会。俺の送別会のためにわざわざ出向先から戻ってきてくれたらしいが、勇介は俺を無視したままだ。
あの一年前の出来事のこ
とがひっかかっているのか。
営業部の後輩にあたる勇介にずっと思いを寄せていたが、母の病気の為、地元に帰郷することになった。
今日で彼に会うのも最後になるだろう。このまま離れていくことも仕方ないと思っても、俺の心はざわざわと音を立てて落ち着かない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-21 19:07:17
15354文字
会話率:32%
四十代後半で会社社長の俺は、スーパーでパート従業員をしている樹里と付き合っていた。夏の夜、携帯に誘いのメールを受信し、街にある彼女の部屋へと向かう。ちょうど途中で夕立に降られてしまったのだが……。
最終更新:2011-08-21 15:15:07
2980文字
会話率:36%
夏休み、陸也は妹の小百合と一緒に川へ行った。すると突然の夕立ちに遭い、二人は洞窟で雨宿りする事になった。そして……。
最終更新:2009-05-12 19:17:03
11917文字
会話率:60%