長尾 ノクターン・ムーンライト　更新情報検索

感情のないわたしは性行為でお金を稼いでいる。それを哀れまれる筋合いはどこにもない。

レイプされたことから人生が変わってしまった山川梨花。高校を辞め、勉強しながらホームセンターでバイトをしている。 同じ匂いがする『沢木さん』と会話をするチャンスが巡ってくる。いったい沢木さんはどんな人なのか？ わたしと『わたし』との関係は？ ※カクヨムにも公開しています。

アセクシャルである私にはセフレがいる。アセクシャルのセフレとはどんなものか、不思議な存在である。

午前7時38分、繁華街の中心でふたりはすれ違う。 闇医者と、桜色の靴の女。ふたりは決して交わることなく、ただすれ違う。

長尾無依(ながおむい)はよく他人相手にイケメンムーブをして伴侶の織原早津子(おりはらさづこ)の嫉妬心を掻きたててしまう。 今日もなりゆきでゆきずりの少女をたすけてしまい、早津子に「マーキングさせてね」と言われてしまった。 /// 独占欲のない女の子も好きですが嫉妬深いのも好きですね。その中間も好きですね。

男は東京都港区高輪で、運命の女・桜庭香（さくらばかおる）を見初める。 だが、男は童貞でストーカーだった。 前途多難な恋の行方はいかに！？ 【主要登場人物】 桜庭香（さくらばかおる）…本作の主人公。早慶大学文学部英文学科の２年生。周囲からは、セレブ家庭のお嬢様と、みなされているが、色々と事情がある、 長尾博之（ながおひろゆき）…早慶大学文学部英文学科の２年生。明るく陽気なムードメーカー。一見チャラそうに見えるが、成績優秀で信頼できる人柄から、教員、同級生・先輩後輩を問わず人気がある。香とは友達以上恋人未満の親友関係。 鷹司麗子（たかつかされいこ）…香の小学校時代からの親友。元・祇園甲部のナンバー１芸妓。明星教という宗教団体の教祖。 速水亮（はやみりょう）…今、日本で一番人気と実力のある、スカーレット・ファイターズと言うバンドの、ヴォーカル兼ギタリスト。名だたる有名アーティストに、楽曲も提供してる。鷹司麗子の彼氏。 成宮章（なるみやしょう）…世界で５本の指に入る、大物天才投資家。香にプロポーズしている。 童貞ストーカー…家賃収入だけで裕福に暮らせる選ばれし者。香に一目惚れして、絶賛ストーキング中。折りたたむ>>続きをよむ

疫病に帰省を封じられた年末、長尾無依(ながおむい)は同棲相手の織原早津子(おりはらさづこ)とともにふたりの愛の巣に引きこもり、幸福な時間を過ごしていた。 年越しまで残り三時間余り。ふたりでひっついてうだうだしている中で、早津子が妙なことを言い出して…… /// これは姫初め2021の記事を見て「あれ？ 思ったより長くやってんだな？」と思ったので滑り込みで書いてみた文章であって本業が順調でないわけではありません。 /// この文章はpixivにも「焦らし年越しイケメン女子」というタイトルで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ

本編完結済み。 大島には、死者の「今」が見えるという奇妙な能力があった。「今」それがどういう状況にあるのかがわかるというだけで、何の役にも立たない能力だ。 覚せい剤の横流しをしていたことがバレてヤクザに捕まった大島は、ここで死ぬか、その能力を生かして子守をするかの二択を迫られた。 生き延びるために子守を引き受けた大島は、幽霊が見えるという凶相の青年に引き合わされる。 探偵とやくざと幽霊が見える役立たず。 （過去に自サイトに掲載していた小説のリライト版です。）

――この男の性が悪いのか。それとも俺の趣味が悪いのか。 仕事を終えて帰宅すると、消しておいたはずの電気と冷房が点いていた。犯人が誰かはわかりきっていた。他人の部屋をエアコンルーム代わりにしているピアニストだ。 三たび目を覚まし 番外編です。

午前7時38分。繁華街の中心。すれ違うその人は、薬の匂いと、燻る欲求を纏っている。

　オメガバース短編連作。4組くらい書けたらなと思います。テーマは執着とすれ違い。目をつけられたらαからは逃れられません。

電車の中で会った男の子は、端整な顔でとても穏やかに笑うのに、僕は恐くて仕方がなかった。 逃げ出したくて仕方なかったんだ。 自サイトでも公開中です。

──俺が死んだら骨を粉にして撒いてくれますか？ 夜桜見物をする男二人。

間抜けな過激派が線路を爆破し損ねたのは、一週間前のことだ。 結果の出ない捜査に疲れ果て、眠るために帰宅した警察官。するとそこに、連絡が取れなくなっていた泥棒が忍び込んで来た。 ――なぜ約束の日に現れなかったのか。 その問いに、泥棒は「怒らないでね」と前置きをして話し始めた。 過去に自分のサイトで掲載していた小説のリライト版です。

梅雨入りしたばかりのある日、隆雄は同級生の康次郎と、寄り道をしてラーメン屋に向かった。 思春期の男子高校生による、恋を始めるための正しい傘の使い方談義。 かしこさ減量中。

1559年 三好長慶に追われた、将軍足利義輝の内意を受け、上洛した長尾景虎（上杉謙信） 彼は京都で一人の美貌の少年に出会う。 実はこのお話は、なろうで執筆中のたっぽい、転生のスピンオフです。 たっぽい転生で武将の紹介をしていた所、掘り下げてみたい人物がちらほらと。作風が余りにも違うので、なろうでも紹介をしていません。スピンオフと言うよりも、派生作ですかね。

地図にも載っていない田舎道で、バスを待つ男に遭遇した。 炎天下で二時間後に来る予定のバスを待っているという男を車に乗せ、とりとめのない話をしながら街を目指す。 「何のお仕事をなさっているんですか？」 「人殺しさ」 「－－医者ですか？」 そう聞き返した男は死体相手の医者だった。

僕がその病室に入ったのは、その冬3度目の大雪の日だった。 入院中の僕のところに、見舞いに来る友人の保。 手土産とともに巡る季節。

「この馬鹿。だからあんな女、止めておけと言ったんだ」 　扉を開けると、タバコの臭いとともに、男の投げやりな声が聞こえた。酔客が、何かもめているのだろうか。俺はずぶ濡れの傘を畳みながら、店の中を覗き込んだ。 　 　雨の夜に立ち寄ったバーで出会った、二人の男と、一人の女。 　幸せになれない夜の住人達。

ーーその男が店に入ってきたのは、開店の１時間も前のことだった。 三たび目を覚まし 本編開始より数年前の出来事。

横浜の家電量販店で働く宇佐美薫は同僚の連絡忘れのために顧客を怒らせてしまう。 対応に追われ疲れ切った薫は転職を考えるようになる。 そんなとき、声を掛けてくれたのは先輩の直江友美。 彼女に誘われて鎌倉の古民家カフェを訪れた。 そこにいたのは亡き妻の意志を継ぎ一人カフェを切り盛りする長尾景政という壮年の男性だった。 思い悩む販売員の女性が理想の男性と出会い、思いを遂げようと奮闘するお話。 砂月美乃様＆清白妙様主催『イケオジむんむん祭り』参加作品

ーーお帰りなさいご主人様。 アパートの扉を開けると、膝頭の出た半ズボンの上に、どこかで見たような黄色と黒の横縞のベストを着た川中島健太郎が待っていた。 32歳の自称座敷童と、疲れて帰ったサラリーマンの、賢さの少ないらぶ。

酒の席での友人からの告白。 一晩悩んで返事を書く男と、返事を受け取った男。

「黒田さん、迷惑という単語をご存知ですか？」 「知っているがそれがどうかしたのか？」 寝室の扉を開けると、当たり前のように眠る男がいた。 いつもより、少し優しい夜。

梅雨が近づいていた。 キャバレーの雇われピアニスト黒田は、馴染みの老人客を送る途中で、ボロ雑巾のようになって捨てられていた青年に出会う。老人はその青年を「犬」と呼び、拾って帰ると主張した。 人相がわからなくなるまで暴力を振るわれていた青年が揉め事を持ち込むことを恐れ、老人を知る者たちは青年を追い出すよう助言するが、老人は一向に聞き入れない。 そんなある日、町で男の死体が見つかったーー 暴力表現が入る場合は注意書きを入れます。SMではありません。 本編中は忙しすぎて、エロいことをしている暇がないので、番外編で致します。折りたたむ>>続きをよむ

深夜に鳴り響くチャイムの音。 こんな時間にあんな音を立てるのは、ロクデナシの酔っ払いに決まっている。 寝たふりを決め込むことも許されず、渋々玄関の扉を開けると、案の定赤い顔をしたトラが立っていた。

「あんたは良い腕をしているけど、性質の悪いのにひっかかりそうなところがあるから、気をつけた方が良い」 そんな言葉とともにオーナーから任された店には、不釣り合いなピアニストが付いてきた。

眠りたい男と寝たい男。 睡眠欲と性欲では、果たしてどちらに軍配が上がるのか…ってそりゃあまあ後者なわけで。 三たび目を覚まし 番外編 ただやっているだけの話です。

居なくなった男に想いを馳せるピアニストと、自分を見て欲しいバーテンダー。 三たび目を覚まし 番外編。本編開始前の話。

連日店のオーナーである幸子の元に通う黒田に、苛立ちと欲求不満を募らせる土山。 店の女の子から渡された、甘ったるいキャンディ・バーに、ふと不埒な策を思いつく。 三たび目を覚まし 番外です。

バレンタインチョコ妄想をしながら恋人を待つ男と待たせる男。

出張から帰ると、誰もいないはずの留守宅に電気が点いていた。 宇宙人か泥棒か……いや待て、またあの野郎が入り込んだな。 扉を開けると案の定の男がゲームをやっていてーー

離婚した上司に誘われて、3年ぶりに飲みに行くことになった。3年前に辟易させられた上司の酒癖は、果たして変わっているのだろうか。

新入社員の東芝君は、上司の三井課長とある約束をした。それを叶えてもらうために根性を見せる東芝君だが……。

大学時代ワタルを苦しめた男と妹が結婚する。ずっと音信不通だったけれど式に出席するしかなくて……。 【注意：軽く女性との絡みあり】 自サイト「Vamos Querida!」にも掲載中です。

　両性具有で国では「狭間の人」として崇められるジャンルカは大国の王子オットーに興味本位で呼び出され、粗暴な王子に苦手意識を抱く。怯えるジャンルカをオットーは気に入り毎年収穫祭に呼ばれるようになってしまう。 　どうしてもオットーを受け入れられないジャンルカはついに外交を弟に任せて神殿に入ることを決意するが、オットーから婚姻を申し込まれてしまう。 　自サイト「Vamos　Querida」にも掲載中です。

大学の構内で、女の子たちに囲まれてしまった太刀川浩志。 助け舟を出してくれた監督の長尾さんは、周りをよく見ろという。 そこには浩志が心配でたまらない先輩たちの姿が。 ※性的表現はありませんが、シリーズ物の一部なので、１８禁にしてあります。

豚と呼ばれ、不良達にいいようにパシられる少年、長尾琢至(ながお たくし)。そんな彼が手にしたのは不思議な指輪だった。 これを機に、琢至の逆襲が始まる。 ただ、その指輪にはある欠陥が…… ※pixivにも投稿しています

信長の弟として生涯を閉じたはず？ 寒さで目が覚めたここは？

室町幕府が衰えていく頃、越中国である男が死んだ。だがそれこそが、越後全土を震撼させた、守護代長尾為景の時代の産声であった―― 戦国時代前夜、上杉謙信の父にして、天下に二人と居ない下剋上の雄と呼ばれた長尾為景と彼を取り巻く男たちの物語。 魔性の守護代と彼に魅了される男たちについて短編で綴っていく予定です。 基本的にBLを前提に執筆しているため全体をR18指定にしてあります。 完結後、同人誌にする予定です。（その際加筆修正されます） 個人サイトにも掲載しております。 参考資料等を用いて極端な史実からの乖離のないよう気をつけてはいますが、不備等ありましたらすみません。 pixiv、個人サイトにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ

とある村の王族とその周辺の人々の暮らし。親世代から孫世代まで。 自サイトにも掲載中です。 注意　女体化　妊娠・出産あり。

　地獄の王族シュトリは人間の女を攫ってきて子供を産ませた罪で蟄居を命ぜられる。シュトリの娘・サリイは自分のせいで父親が不遇されていることに心を痛めて西の王に嘆願書を送る。 　返答には王宮にてサリイが３年働けば、父親もそうして人間である母親も認めると書かれていた。 　たった３年で全てが許されるならと王宮に来たけれど、そこはとても辛くて悲しい場所だった。

　放課後居残って文化祭の準備をしていた坂本マチは、好きな子がいるという噂を聞いてから避けている男友達、笹倉和真に見せたいものがあると誘われる。小心者で断れない性格のマチは仕方なく和真についていくことにしたが……。 ※無理矢理な表現があります。