ヴァチカンの日本人職員である鞠乃は、恩師でもある神父に、悪魔祓いの手伝いを頼まれる。だが、黒い聖母子像の下で彼女は、悪魔にすべてを奪われる。
東日本大震災復興長期応援企画チャリティ電子書籍~projectうりゃま掲載作品に加筆修正しました
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-12 21:34:45
13407文字
会話率:23%
枢機卿ジョシュ・セネカは教皇サンタクルスの特命により聖母のモデルを探す旅に出る。それを口実に遠隔地に司祭として赴いた思い人シンリィ・アークエットを訪ね、その使命に巻き込む。早くもモデルの候補者を探し出すが、少女は謎の騎士に襲われていた。恋人
と指輪を巡る王家の秘密が錯綜し、ジョシュは言葉責めで二年ぶりに会った思い人を口説いていく。腹黒天使×鈍感美人。※信心深い方、性描写の苦手な方には向きません。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-17 20:00:00
31421文字
会話率:50%
二学期の始めより臨時教諭として着任した妙齢の美女、佐上珠代。知的な眼鏡に長い黒髪、年頃の娘がいるとは思えないほど、スーツをはち切らんばかりの豊満なボディ。珠代はその抜群の肢体と聖母のような優しさで、学年性別問わずあっという間に学園の人気者
となった。――が、彼女にはもう一つ裏の顔があった。古来より闇に蔓延る妖魔を封印せし退魔師としての顔が。この学園に潜入したのも、学園に巣食う鬼を狩るためだ。珠代は就任当初から目を付けていた標的を追いつめ、滅絶せしたかに見えたその時――、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-23 11:45:44
59779文字
会話率:25%
「――この国を、もっと豊かにしたい。そのためには、自分がこの国の王になるしかない。でも、お兄様を差し置いて、僕が国王になることなんて…できない。僕はどうしたらいいんだろう、レンカ」と、苦しそうに呟く第二王子のハルト。そんなハルトの手を、側室
である少女・レンカが、優しく握る。「大丈夫。私があなたの敵を全て――殺してみせるから。だから、あなたは何も心配しなくていいの。あなたはただ、自分の信念を貫くだけで、いい。お金も戦力も、武器も何もかも、全部私がなんとかするわ」そう言いながら、少女は至極美しい聖母のような笑みをハルトに向けた。その瞳に、激しい恋慕と執着を浮かべながら。
これは、両性という男でもあり女でもある性に産まれてしまった小さな子供が、スラム街の孤児から貴族の娘になり、そしてドラゴン・スレイヤーという一流の魔術師になり、第二王子の側室としてハルトを支えていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-28 19:09:24
6028文字
会話率:68%
「マリア」と名乗る泡姫の秘密。彼女はただの「娼婦」ではなかった!?
最終更新:2008-12-10 21:04:30
5209文字
会話率:31%