人類が作りだし、人類を虐殺し、人類が破壊したニューロコンピュータCon-Human(コン・ヒューマン)。恐らく、人類の歴史において最も苦い記憶の一つであろう。
その対Con-Human攻略戦は、「オペレーション・レイフォース(Opera
tion Rayforce:希望の光作戦)」と呼ばれた。
一般に知られている話では、Con-Humanを破壊した戦闘機、X-RAYを操っていたのは、F-04と呼ばれるアンドロイド(人間型ロボット。血と肉をもった人造人間)だったと言われている。
しかしその話は、後に人間と機械の関係を省みる時の警鐘となるように創作された御伽話に過ぎなず、実際にCon-Humanを破壊したのは、感情を無くされたサイボーグのパイロットだった。
この作品は『瑞原螢中尉美術館・談話室(http://pso.aa2.netvolante.jp/team_mizuhara_kei/NOVEL/)』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 03:06:18
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