バンクーバーオリンピックにて銅メダル。続いて行われた世界選手権でも銅メダルと、好成績でシーズンを終えた大地は、楓、春子、尾上と共に遊園地でオフシーズンを楽しんでいた。春子が大好きだと満面の笑みで語る楓に、それはセックスしたいという好きかと大
地は問いかける。色白の面差しを発火させ、慌てた様子で楓は「春ちゃんのことは、お姉さんのように好き! 大ちゃんと同じだよ」と答える。自分と違い、楓が恋愛対象として自分を見ていないことは分かっていた。だが言葉として明確にされると、思いのほかショックで……。大地君・18歳、楓君・15歳のプチッと恋のお話です。相変わらずのチマチマ~~~とした日常です(^_^;)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-25 00:00:00
18867文字
会話率:32%
いつものように一緒に下校しようと中学校を出た大地は、隣接する小学校に通う楓の下へと足早に向かう。迎えに行くと、いつも煌くような笑みを見せる楓だったが、小学校の校門前で待つ楓は酷く体調の悪い面差しをしていた。付き添っていた親友の裕明の何か言い
たげな所作に、学校内で精神的なダメージを受けるようなことがあったのだと悟る。翌朝、楓の母親・ケイトリンから学校から連絡があったたという体調不良の原因に、大地は絶句する。『約束。―愛してるの言葉の代わりに―』の、三ヶ月程前のお話になります。シリーズの関係上、BL設定になっておりますが、そのようなシーンは全くございませんのでご了承くださいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-04 00:00:00
13261文字
会話率:27%