いつものように一緒に下校しようと中学校を出た大地は、隣接する小学校に通う楓の下へと足早に向かう。迎えに行くと、いつも煌くような笑みを見せる楓だったが、小学校の校門前で待つ楓は酷く体調の悪い面差しをしていた。付き添っていた親友の裕明の何か言い
たげな所作に、学校内で精神的なダメージを受けるようなことがあったのだと悟る。翌朝、楓の母親・ケイトリンから学校から連絡があったたという体調不良の原因に、大地は絶句する。『約束。―愛してるの言葉の代わりに―』の、三ヶ月程前のお話になります。シリーズの関係上、BL設定になっておりますが、そのようなシーンは全くございませんのでご了承くださいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-04 00:00:00
13261文字
会話率:27%
十四歳にして全日本ジュニア選手権連覇を成し遂げた大地。だが氷上を離れれば多感なお年頃の中学生。同性とのセックスが可能であることを友人から聞かされた大地は、楓のことを意識するようになり……。本編では、獣と化した大ちゃん。読まれた方は「ちょっと
、酷くない!?(@◇@)」と思われたことでしょう。でもね、大ちゃんも頑張ったんです! 辛かったんです!! という思いをこめた作品です。読んで頂けた方に「ああ……こんなに辛い思いをしていたのね……だったら仕方ないよね(;_;)」と思っていただければ幸いです。あっ、冒頭中学生男子の会話は「こんな言葉使うの嫌だな……(ーー;)」と、赤面しながら書きました。品のない会話、どうかお許しくださいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-28 00:00:00
11594文字
会話率:24%