アマサカと呼ばれる異世界で主人公・稲伏(いなふし)は死神となる。
アマサカにはカタドリと呼ばれる妖精のような存在がいる。
アマサカ住民の誰かに叶えたい願いがある時
叶えるのに必要な役割をかたどってカタドリは現れる。
だが、ほとんどの
場合、カタドリは宿主の慰み者になる。
そのカタドリを皆殺しにするのが稲伏の役割である。
意識不明の妹を目覚めさせるにはそれしかない、と農道で出会った悪魔は言った。
だが、常夏の地であるアマサカに入ると人は呪いを受ける。
稲伏の呪いは「暴力をふるえない」であった。
「ツンデレ」の呪いを受けたコロナという少女の助力を得つつ、稲伏の冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-13 21:00:00
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会話率:49%