魔法を扱えると分かった者は、森に捨てられる。魔法に触れた者も、同罪である。
そんな差別のある田舎で育ったキールは、幼い頃、森に迷い込んだことがある。黙っていれば差別は受けないからと、魔女に魔法で助けられたが、稀有な体験に興奮し、村の人々に話
してしまった。当然、距離を置かれ、村の隅でひとり暮らすことになった彼は、その魔女を忘れられず、ほぼ毎日森へ入るようになり…
◇
魔法に関係すると虐げられる地域で、魔女が魔法で助けた少年に絆されるお話。
現在から始まり、回想を挟みつつ現在に戻ってきます。春の短編祭2024「ふたりの関係性」に参加しています。諸々ふんわり読んでいただけると嬉しいです。
アルファポリス、pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 14:00:00
11787文字
会話率:56%
【R18】壮年組長の溺愛するお抱えツンデレ闇医者が、陰謀渦巻く事件に巻き込まれる話。
――この電話が鳴る時は、九割九分、悪い報せだ。
都内某所に根城を構える一大組織『五十嵐組』の組長「御堂國光」の元、闇医者として働く細谷。
裏社会に生き
る者たちを人知れず救う日々の中、彼の携帯へ御堂の部下から一本の電話が入る。
助けを求める声を頼りに繁華街の路地裏へ向かえば、そこには倒れた組員とそれを踏みしだく一人の男が立っていた――
■メインCP:壮年紳士の組長×お抱えツンデレ闇医者(年の差)
その他、年下性悪ワンコ、アブノーマル敏腕捜査官、過去持ち男前、謎多き敬語美人…etc.の属性を持つ人たちが出てきます。
ストーリー重視で任侠物の要素が強いかもしれません。エロはあっさりめです。
色んなタイプの悪い方々が集まってあれこれしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 23:13:24
143599文字
会話率:38%