【2024/2/1 一迅社/メリッサ様より書籍化致しました ※別途コミカライズ企画も進行中】
大聖女候補のひとりだったナタリーは、ライバルであるフロランシアの罠により断罪される。『神力が尽きた瞬間に死ぬ』という呪いまでかけられて追い詰めら
れるも、何とか逃亡した。
国外へ逃げるため剣闘奴隷を雇うことを決意して奴隷商館に向かうと、そこにはなぜか優秀だと噂の隣国の王太子ヴィンセントが売られていた。
面倒ごとの匂いもするけれど「彼を助けたら隣国で護ってもらえるのでは?」という打算と、彼の戦闘能力の高さを知っているため購入することに。
——だが、ひとつ問題があった。
剣闘奴隷として買ったつもりが、彼は実は性奴隷だったというのだ!
性奴隷の奴隷紋はご主人様を満足させないと、その身に苦痛が与えられるトンデモ仕様。
結果、彼の苦しみを和らげるために、誇り高き王太子殿下による奉仕を受けることになり……!?
奴隷の主になったつもりが、いつしか殿下にガッツリ囲い込まれている立場逆転執着ラブ。
※2024年4月 年間総合1位ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 23:11:47
135597文字
会話率:31%