戸籍上は赤の他人とはいえ、奇しくも同日のほぼ同時刻に生まれた腹違いの兄弟、鬼月八入(おにつきやしお)と月白青嗣(つきしろせいじ)が出会い、育った環境の違いに戸惑いながらも、惹かれあってゆく中で、複雑な人間関係と二人の出生に絡む秘密が暴かれ
てゆく。
運命に翻弄される二人の行く末は…。
この作品はPIXIVにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-03 07:30:55
227031文字
会話率:43%
鬼の棲む家の主人公八入と青嗣が結婚式を挙げた後、八入の恩人であるシリウスとカイルとの再会を果たした。
そこで、何故二人が結婚式への招待を断ったのか、シリウスの屋敷での再会は了承したのか。その訳が明らかにされる。9年という歳月がもたらした
ものは幸福ばかりではなかった。
再会の喜びの中にあって、八入は青嗣との秘められた関係を告白する決意をする。長い告白話に、シリウスもカイルも心中複雑だったが、その事で何かを言う前に、八入が青嗣の異変に気付き……
この話はPIXIVにも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-06 23:21:43
25618文字
会話率:50%
今から15年ほど前。異例の早さでイートン校を卒業した鬼月八入(おにつき やしお)は、無事ケンブリッジ大学に進学することが出来た。しかし、未成年である事と日本人であることから下宿先が決まらず、途方に暮れた折、イートン校で同じ寮に住んでいた友人
から、友人の兄、カイルの経営するアパートを紹介され、カイルと部屋をシェアすることとなった。
過去に会ったトラウマを抱えながら、それでも前を向いて生きようとする八入。八入のトラウマに気付きながらも、その彼を影日向に支えようとするカイル。9歳の年齢差のためか、二人の間には友情しかないかと思われたのだが、ある日八入のトラウマを更に抉るようなことが起きて…。
この話はPIXIVにも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-18 10:45:06
140978文字
会話率:45%