鞄一つ抱えただけの身軽さで、その骨董品屋は世界中で商売をしているとの噂だ。そしてその傍らには、美しくも有能な従者が控えている。出会ったら是非声をかけるといい。君にとって良い出会いとなる筈だ。
――骨董品店を営むエルフが気に入りの従者を連れ
て旅をするお話。
奴隷な従者くん(人間)×骨董屋の主人(エルフ)
気紛れに小話を追加する可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 07:12:42
20242文字
会話率:50%
わたしが入院しているのは橘精神医院。
オーナー精神科医の橘先生とは発展途上国の戦場で知り合う。
わたしは人の心を見、人の心の中に入り込む。
知らない子供の声を聞き、天使の非声を耳にする。
彩と色のない闇の中、同時に分裂して生きてい
る。
何度自殺しても助かるので、もう死ねない。
だからわたしは生きるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-16 07:00:00
23739文字
会話率:63%