「ねぇ。手、ほどいたら魔法使う?」
薄い布ごしに呼気を感じ、破壊力のあるフェロモンにあてられて、息が上がる。こちらを見上げる眼差しは熱をまとい、羞恥と官能を煽られる。力が入らなくて、くらくらする。……この無駄にエロい男、誰。
「後ろからシ
たいけど、凛を縛ってたら後ろからできない」
……。え、待って。待って。待って。それって、ヤること自体は確定なわけ?
「知らなかった。——凛、不感症なんだ?」
——私の秘密、バレてる……!
チョット待ッテ、イミガワカラナイ!
◆ - ◆ - ◆ - ◆ - ◆ - ◆ - ◆
職場近くの公園で怪我をしていた子犬を助けてあげた凛。翌朝、目を覚ましたら、なぜか両手をベッドに拘束されて、イケメン同期にのしかかられていて――!?
魔女&不感症という二つの秘密を抱えて生きるヒロイン・凛(24歳)と、ハロウィンの朝、彼女の部屋に突然現れたエリート同期のヒーロー・薫(24歳)。顔良し頭良しな完璧男が苦手だったはずなのに、発情しきった彼にうっかり襲われちゃうヒロインの、脳内の独り言ダダ漏れラブコメディー♡
【注意事項】
・こちらはノクターン・ムーンライト・ミッドナイト合同の秋の期間限定企画《AllNight HALLOWEEN 2021》参加作品です。
・タイトル通りのお話ですので、ヒーローがヒロインを襲おうとするシーンを含みます。
(※描写ぬるめです。あくまでも拗らせヒーローの暴走の一環です)
【執筆情報】
・2021.10.03.(日) 短編完結(※約20,000字)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 22:00:00
20425文字
会話率:19%
大女優として芸能界に君臨し続ける母をもつ実花里。
孤独と寂しさから母の気を引こうとするも心を壊してしまう。
それから数年後。
24歳にして大学生からやり直す事になった彼女の前に現れた3人の男。
実は共通する過去を持ち互いに知っているらしいが
何故か記憶にはない。
甘い言葉と美貌で実花里を侵食していく男たち。曖昧な記憶と激しい快楽に
惑わされながら(実は×××な)彼らと演じるドラマの行き着く先は……。
※男複数(乱交ナシ)との性描写。ねっとり言葉攻め。マニアな性表現。玩具。
※爽やかさは殆どなく徐々に不穏でドロドロ甘。雄み強め。
※この作品はHP「escha.」にもあります(全年齢版)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 21:00:00
522376文字
会話率:57%