かつて神は世界を創る為、その身を男神と女神の二つに分けた。
私達『御使い』は神が男神と女神に分かれた拍子に生まれた存在だった。
世界が安定するにつれ、ほとんどの御使いが天にその身を移す中、私だけが世界に残った。
世界が育って数千年
、ある日前世の記憶の一部が蘇る。
それは人間として生きた頃にドはまりした王道シミュレーションRPG。
その世界観と私の今いる世界がぴたりと当てはまってしまった。
シナリオ本番が始まる前に被害を軽微に抑えようと向かった黒の森。
鬼の角持つ少年との出会いを切っ掛けに推し愛に目覚めてしまった御使いと、無自覚に人生を捧げてしまった少年の通じ合っているようでどこか噛み合わない二人のお話。
カッとなって勢いだけで書いた作品。
不定期更新
思い立ってR18の習作つもりで書こうとしてやめて、やっぱり結果的にR18になりそうなので
ムーンさんにあげていこうかと。
Rはまだ先予定R描写には★つけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 00:00:00
167358文字
会話率:25%