【ハロウィンジャック中〜】
「惚れちまったもんは仕方ねえ――たとえ、俺の想いがあいつに届かなくても」
自由を求めて新天地でゲイとして生き始めた、ナツ。
山好きで精悍な大男、星斗。
方言なまりの美男子、静香。
ナツと同じ性癖に悩む、桐原。
五人をまとめる常盤は、感性的な天才で明るいムードメーカー。
――この五人の恋と友情。
【番外】1静香の悩み 2常盤の家族 3星斗たちの同棲風景 4桐原のセフレ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 07:00:00
568450文字
会話率:38%
エロ描写がある話には★がついてます。
西暦二〇五〇年代初頭、深刻な環境汚染を懸念した世界統合政府は環境適応修正維持パイル『フィヨルド』を地球の各地に設置し、失われた緑の復興を目指した。
瞬く間に自然は再生し、フィヨルドの周辺は肥沃
な土地へと変わり、人々は大地の恵みを再び享受する。そのはずだった。
しかし貧富の差をはじめ、信仰する神の違い、肌の色の違いに加えフィヨルドの利権を巡る第三次世界大戦が勃発。破滅的な争いの末、共倒れのような形でその戦いは終結した。
その『終末戦争』から二百年余り――西暦二二九三年。
破壊を免れたフィヨルドは放射能の影響で適応機構が故障し、人類にまでその修正を及ばせていた。即ち、空想上にしかありえなかった『亜人種』をこの世に生み出したのだ。
同時に野生生物もその適応異変にさらされ、『樹骸機兵』と呼ばれる異形の怪物が現れ始める。
破滅に瀕し続ける世界で、今や稀少ですらある純人種として生まれた少年・黒鋼朔夜(くろがねさくや)は、樹骸を狩ることで生計を立てるストライバーとして生きていた。
これはなにもかもが一度は終わり、そして再生の途上にある未来の世界の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-02 14:56:31
6205文字
会話率:41%